高校から大学を経て、就職まで全く間を空けずに通うのでなく、
たとえば1年休学して海外や地方でボランティアなどの経験する。
そうやって幅広い経験をした人材が必要だと認識され、
産官学(産業・政府・大学)が一斉に推奨し始めました。
特に東京大学も推奨し始めましたから、
もう就職に不利どころか、
基本的には有利に働くことになるでしょう。
まだ制度は始まったばかりですが、
もう4、5年もすればちょっと意識高い学生はしてて当然だよね?くらいになるのではないでしょうか。
ギャップイヤーはもはやほぼ今の普通になりますが、
ではその先はなんでしょう。
その先は「ギャップイヤー」なんて1年とか半年といった長期にこだわらず、
夏休みなどを利用したアクティビティも注目されるでしょう。
たとえば小学校高学年から大学4年まで夏休みは12回。
春休みや冬休みでも短期留学などなにかできますから、
全部で36回チャンスがあります。
仮にそのうちの半分18回こんなことやりましたというリストを携えたなら、
1回のギャップイヤーのリストの人など簡単に蹴散らすでしょう。
というか、
18個のリストを作る人なら、
ギャップイヤーやったらさらにすごいことしでかすでしょう。
なーんて人がいっぱい出たら、
ギャップイヤーそのものは、
大学や企業の採用側からは特にプラスにはならなくなるかもしれません。
もちろん、
本人が夏休みなどを利用しながらいろんな活動をした中で、
半年・1年かけなければ達成できないことでぜひやりたいことがあれば、
堂々と活用すればいいし、
それを大学や企業は評価することでしょう。
休みやギャップイヤーを活用して子ども達が体験してくることが、
そのまま日本の未来を形作っていくのでしょう。
それぞれの子ども達がいったいどんな未来をみつけてくるのかワクワクしますね。
ここからは【馬車目線】でどうしていきなり「ギャップイヤー」なのか考えてみようと思います。