今年もイグ・ノーベル賞受賞ですね。

 イグ・ノーベル賞 日本人7年連続受賞 NHKニュース  

 7年連続受賞とか「モウヤダコノ国」とか思ったのですが(誇ってますよ? 念のため)、さて、他の国はどうなんだろうと疑問に。で一覧表でもあるのかとぐぐったのですが、国別のはいいのがありませんでした。

 ということで、本家イグ・ノーベル賞の受賞一覧を見てきました。

 Winners of the Ig® Nobel Prize

 そこもべたーっと文章で書いてあるので、ちまちま表にしましたよ。目で読んで、ほぼ手打ちなので、抜けがあるかもしれませんが、こちらがその結果。あ、画像でごめんなさい。
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 わあ。まじで7年連続って、アメリカ(USA)、イギリス(UK)に並んで3カ国しかないじゃん……。

 ちなみに、2006年より前は、国の名前が明記してないのでちょっとすぐには表にできませんでした。ですから、ネットにも国別一覧がないのでしょう。もちろんアメリカとかは余裕で毎年取ってるように見えます。2006年は確かに日本の受賞はなかったようです。

 あと国の表記もだんだん変わっています。最近は一人の人が複数の国にまたがっている場合を明記しているので、出てくる国の数が増えています。

 まあ、アメリカ・イギリスは別格として、日本の「モウヤダコノ国」ぶりは世界でも突出しているようです。最近はオランダ(the NETHERLANDS)も4年連続受賞と、めきめきモウヤダぶりを現しているので、当面は彼らに抜かれないよう連続記録を続けていくことが目標ということでしょうか。

 ところで、今年の受賞、「椿姫」のイグっぷりはなかなかすごいものがありますが、涙の出ないタマネギの方は、いまのところ遺伝子操作で作られたため食べられないものの実用化したら需要あるような気もします。虚構新聞が現実化して謝罪を繰り返しているように、イグノーベル賞も謝罪する日がくるのかちょっと楽しみです。

 それにしても、毎年アメリカ・イギリスに並んでイグ・ノーベル賞を受賞するとは、日本がある一面豊かである左証ではないでしょうか。特に研究の多様性に富んでいると言えそうです。

(2013/10/3 追記)
 ちなみに、2007年には日本人女性研究者が牛のフンからバニラ香料を抽出してイグノーベル賞を受賞しているそうで。
 
 牛のフンからバニラ香料、イグノーベル賞で日本人女性研究者が表彰。 | Narinari.com 

授賞式の会場では牛糞アイス(?)の試食も行われた模様。日本始まり過ぎです(笑
(追記ここまで)

 研究の多様性で言えば、われらがニコニコ学会も、日本で研究の「誰でも化」が進んだことによる、まさに研究多様性の落とし子です。