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ミライ: フツクロウさん、気軽に始める水曜日の[S]、今日は私たちが担当です。この間の続報なのです。
フツクロウ: ホウ。この間というと、前々回のこれかいの。
*六*道路通行実績情報が甲信地方の雪でさらにリアルタイム性をあげて戻ってきた
ミライ: そうです、そうです。新潟県の泉田知事と内閣府(防災)の西村副大臣がツイッターで情報やりとりしながら、山梨県に迅速に除雪隊を出したという話ですが、長野県佐久市では柳田市長がとても上手にツイッターを活用して、救援を進めていたそうです。
大雪の佐久、市長のツイッター活用に称賛の声 - NAVER まとめ
フツクロウ: ホウホウ、素晴らしいの。こういう実例を見ると改めて、ツイッターが防災のポイントを良く押さえていることがよく分かる。
ミライ: ポイントですか?
フツクロウ: ホウじゃ。もっとも印象的なのは、普段から使っているということじゃ。防災で備えとして災害が起きた時だけ使うものもあるが、何十年も想定した災害は起きず全く使われず更新だけしていては、どうしてももったいない気になるの。
ミライ: そうですね、いくら万一のためとはいえ。
フツクロウ: しかも、普段使っていないと、肝心の災害のとき壊れていて動かなかった!なんてこともけっして少なくない。
ミライ: はい。ありがちですね。
フツクロウ: その点柳田市長の場合、普段から使われているツイッターを利用しておるから、その点は安心じゃ。なにしろ日々「バルス」にも耐えとるしの!
ミライ: 「バルス」ある意味防災訓練ですね。
フツクロウ: ホじゃ。しかも柳田市長も普段から使っておるから、災害時にも必要な情報を報告したり市民と対話したり、といったことを的確に行える。写真も効果的に使われとるしの。これとか、どれだけ市民を安心できたか計り知れんじゃろう。
自衛隊が、動き出しました。
― 佐久市長 柳田清二 (@Seiji_Ya) 2014, 2月 17
pic.twitter.com/tghUO1bpjF
こういったことを災害時に急にやろうとしてもなかなかうまくいかんじゃろうの。
ミライ: 急に始めたからといって、情報が伝わるかもわからないですね。
フツクロウ: その通りじゃ。普段からフォローして見ている人がいたからこそ、緊急時のメッセージもすぐに広まったことじゃろう。
ミライ: しかも、激励したりとか、市民の感謝の声を役所に転送したりとか、元気になる話もたくさんありました。
フツクロウ: さすが首長じゃの。
ミライ: はい。そしてなんといっても情報収集がすごかったですね。「除雪が必要な場所を写真付きでツイートして」ほしいという。
フツクロウ: まさに。その情報を元に、佐久市の持つ除雪力では足らないと判断して、知事に自衛隊の出動を依頼している。
【情報提供のお礼・拡散希望】 Twitterで多くの皆様に拡散、情報提供を頂き、R142岸野~百沢、東小南側、岸野小~R142、新子田~志賀、大平団地第二周辺、下塚原に至る道等課題の確認が出来ました。 →佐久市の持つ除雪力では、不足と判断。阿部知事に自衛隊の出動お願い。皆様に感謝
― 佐久市長 柳田清二 (@Seiji_Ya) 2014, 2月 16
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