このアプリ素敵ですね。
阪神・淡路大震災から20年。ARアプリで震災当時の風景を再現 - iPhoneアプリのおすすめ情報【iPhone女史】
阪神・淡路大震災で被害にあった三宮・元町周辺の約100地点を『Yesterscape』を通して見ると、震災当時の写真が浮かび上がるというもの。こういうアプリは昔から考えられていて、たとえば城跡に向かって見ると、お城が見えるとか、ヘッドマウントディスプレイ付けてその仮想の建物の中歩けるとか、静止画じゃつまらないと、たとえば関ヶ原でこれを見ると合戦している様子を見られるとか、いろんな可能性があります。
そういうのいろいろ聞いたり考えたりはしてましたが、なのでこの応用は素晴らしいと思いました。
・もちろん、東日本大震災でも同様のものができますし、それが定着すれば、今年の広島の土石流とか、白馬の地震とか、それよりは被害が小さかった災害にも広まり、それぞれ残せるかもしれません。
・より若い人に伝えられる。若い人程、このアプリで、あちこち見て回ることに積極的になるでしょう。ドキュメントビデオとか座って見ても、残念ながら退屈です。でも、これなら全シーンコンプートのご褒美付ければがんばっちゃう人、大勢でそうです。
・内容がある。関ヶ原の合戦が見れるくらいまでいくと、かなり面白いんじゃないかと思うんですが、昔の城が見られるとか、なかなか人気出すの難しそうです。しかし、災害の後は違います。そこに本来真剣に学ぶべきものがあることは誰もが知っています。このようなインタラクティブな形で出してくれれば、積極的に見ようという気持ちになる人が多く出るのではないでしょうか。
・研究や今後の災害対策の検討にも大きく貢献するのではないかと思われます。机上の議論も大切ですが、実際に当時の様子を再現しながら歩くことには大きな効果があるはずです。
ですから、これからは、災害の後には、グーグルカーのようなものが巡回して、いつでも再現できるようになるのかもしれません。
・ちなみに、これ有名になったら、みんなに声かけて、「災害前の写真を貼ってください」とお願いすれば、いろいろ出てくるかもしれません(もうやってるかもしれませんが)。特に東日本大震災の方は、たくさん残っているはずですから、バーチャルに街を再現できます。そのときは生きていた人も再現できます。いっぱい集まったら、現地に行かなくても、グーグルストリートのように歩き回れるようにしたら、当時を知る人にとってはとても懐かしいのではないでしょうか。
・多分あるんだと思いますが、災害の様子の代わりに、アニメの聖地でその場所にかざすと、アニメのその場面が再生されるとかあるとがぜんやりたくなります。こういうのとかも組み合わせていくと、どんどんコンテンツが充実するのではないでしょうか。
後、動物園とかで、良く動いてるときの映像出してほしいですよね。たいていじっとしてるので。