(2014/12/26 追記: 後で「無所属クラブ」がそれと知りました。もっと前面に押し出して欲しいです。たとえば各法案、賛成・反対どちらにしたかをつぶさに報告するとか。してるかもしれないですが。いろいろできると思います)

 いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。 

 はやぶさ2、無事打ち上げられましたね。天候でやきもきしましたが、これからは、もうなんのドラマもなくすべて順調に、当たり前のように行って帰りしてほしいものです。まじで。

 さて、衆議院選が始まりました。しかし、肝心の景気対策については、これといってどこを選んだものかという話は、先日しました。

 誰に投票しても代わり映えしなさそうな理由  

 政府や自治体にできることは支援、まず地方を中心に私たちがこれからのビジネスを作っていかないことには、政府も支援のしようがありません。

 そんな中政党政治に限界を感じて無所属の議員も増えています。有権者にも無党派層は大勢います。

 だから、無所属の党を作ればいいのではないでしょうか。各議員は自分の公約を掲げて各地で戦い、当選したら、その公約に従って活動する。党議拘束はなく、国会でのそれぞれの法案はその公約に従って判断する。微妙なものは都度自分の支持者の意見を注意深く聞いて判断する。アメリカの議員さんがそういうスタイルに近いようです。
 民主主義2.0とかいう話が出た時、民衆の意見をそのまま反映するバーチャル議員初音ミクみたいな構想が出ましたが、それにも通ずるところがあります。

 それでも党ですから、国会の質問の時間とかもらえるし、政党交付金ももらえます。重複立候補にしておいて、公約はないと言わずに「国民の声を反映する」とか言えば、比例票もそこそこ稼げるかもしれません。

 無事何十人か集まれば、各法案について、現在何人賛成という情報を出せば、各法案についてのキャスティングボードを握る可能性だって出てきます。内閣や与党の出したものは通る、野党のは通らないというような単純な話ではなくなっていきます。法案に直接関係ない質疑応答は減るでしょう。場合によっては、アメリカで、たまーに、徹夜しながら法案通すときみたいに、法案をどう修正するかでひたすら調整するような場面も出てくるでしょう。

 各議員は、各法案ごとにどの法案に賛成するのかしないのか、支持者の意見を聞いた上で結局どうしたのかを報告することになります。現状の国会では重要法案だけがマスメディアに取り上げられ、その他のものについては余り知る機会がありません。

 無所属議員たちの活動はそういった一つ一つの法案についても、人々が知るきっかけになっていきます。