いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。
履歴書手書き論争、実際のところPC作成とどちらが有利なの? 大学ジャーナリスト・石渡嶺司(THE PAGE)
という記事を見かけました。
実は、手書き履歴書を書いたことがありません(あ、学生のころバイトではありました。そのころは手書きするしかなかったですし)。博士取った後、ポスドクでアメリカ行った時や、アメリカの中で次行くときはワープロで、日本に帰ってくるときは、手書きという発想が全くなくてワープロ、その後日本の中で履歴書が必要な時もありましたが、メールベースだったのでワープロ。というか、ようやくそのころ「履歴書は手書き」なんていう話があることを知りました。
つまり、私は「履歴書は手書き」文化が日本にあることを全く知らずに履歴書を出して通ってました。
最初に断っておきますが、だから履歴書は手書きではだめと言いたいわけではありません。
私が日本で履歴書を最初に出した(学生のバイト除く)のは 34 歳の頃です。履歴書の話題というのはもちろん10代20代が中心の話題ですから、自分の経験は人の役には立ちません。
ただ、私も大学にいたとき採用側だったとき、たしか履歴書はフォームが配られてて、だから、それにコンピュータで入力してメールするのが前提だったと思うので、そもそも手書きは想定外でした。つまり私が通ってきた世界は手書き履歴書がない世界です。
今でもたまに履歴書出すことありますけど、手書きではないですし、今後も手書きで出す場面もなさそうです。
というか、その手書きの話は、若い人(新卒?)特有の問題だと思います。まだまだみんなどんぐりのせい比べな年齢で、他のことで優劣が決まりにくく、なので手書きか手書きでないかというような「些細な」ことが差として問われてしまいます。
日本で最初に履歴書出した 34 歳にもなれば、どんぐりから芽もにょきにょき出ていますから、採用側も、それがスダジイなのか、クヌギなのか、カシワなのかを履歴書で見るのが大切なことで、それが手書きかどうかなんて「些細」なことです。もちろんその字のきれいさが職業に関係することであれば手書きも大切かもしれませんが、それはまた別の話です。