自動運転について、著名人が次々コメントしてますね!
ここでも何度も取り上げました。一番古いところで、3年以上前でしょうか。
自動運転する自動車の数珠つなぎ
ちなみに、日本では、高速道路に磁気マーカーを埋め込んで自動車を誘導しようという方針で進んでいた時代もあったんです。その記憶を調べて書こうとしたらほとんど資料を見つけられなかった屈辱の2年前の記事はこちら。
ついに来る自動自動車
その自動運転。最近、次々著名人が話題にしました。その著名人の意見で過去の「未来の普通」の答え合わせしてみようと思います。(ちなみに、「自動」自動車が普及したら、今の車は「手動車」と皮肉られるようになりますと昔から言ってます。早く著名人のだれか言わないかな)
まずはちきりんさんの。
自動運転車 超楽しみ!
まずは、「1)人手不足が解消される」でのここ、
「高速道路の起点から終点までは運転手が要らない」時代がくれば、大量の労働者が「高速道路でトラックを運転する」という仕事から解放されます。これ、ここでも先月言ってた通り!
自動運転が普及すると家が広くなる。
最初は、高速道路のトラックの自動運転が始まります。アメリカではすでに始まっていると聞いたことがあります。例えば東名高速の入り口から出口までを自動運転が担当します。そして、「2)事故が減る。被害者に加え、加害者も減る」は、9月のエントリにずばり。
「自動」自動車は一万通りの万が一に備えられる
将来「自動」自動車が人間より安全になるのは、確実です。
「3)物流コストが下がり、生産性が上がる」とか、そのテキストは、
東京・大阪間の所要時間も短くなるはず。(中略)人間と違って途中の休憩も不要だし、夜中に働かせてもなんの問題もないので、24時間稼働も可能。そのまんま、ミラフツでも考察しました。
例えば東名高速の入り口から出口までを自動運転が担当します。そうなれば東名高速は自動運転トラックが数珠繋ぎで休むことなくものを運び続けることでしょう。流通はますます盛んになり、早くなり、安くなるのです。
ちきりんさんの次はイケハヤさん。
「インターネット」がそうしたように、「自動運転」も社会を根本から変えます。 - まだ東京で消耗してるの?
「「駐車場」が不要になる。」では、
どういうことかというと、自動運転が普及すれば、ちょうどタクシーのように「乗りたいときにクルマを呼び出す」という利用スタイルが可能になります。
と分析されていますが、ここでも取り上げています。
自動運転が普及すると家が広くなる。
人々の足も大きく変わるでしょう。要は一人乗りタクシーができるということです。特に理由がなければ車を持つ必要がありません。必要なときに呼べば来ます。「駐車場」というキーワードでは書いてません。ち。
イケハヤさんの、「飲酒運転が解禁される。」というのも、ここでも取り上げてます。
というか、これはのんべえの私が切実に希望してます!とりあえずそうなったら、地方の居酒屋は流行りそうです。みんな飲んで、みんなそれぞれ一人乗り自動運転タクシーで帰れるのですから。
ミラフツの予想、他でも言われてて嬉しいです!
でも、「「クルマを自分で運転したい」というエゴ。」というイケハヤさんの予測には異議ありです。
最後に、本格的に自動運転が普及すると、昔ながらの「自分で運転するクルマ」に乗る人々は、息苦しさを感じるようになるでしょう。「殺傷能力のあるクルマを、自分で運転したい」というのは、最悪のエゴですから。タバコより厳しい目で見られるでしょうね…。これ、都会みたいな不寛容な土地だとそういうこともあるかなと思うのですが、地方代表のイケハヤさんが言ったのでがっかりしました。
地方なんて、福山でも場所と時期によっては、農機具が公道走ったりします。普通に。というか、都会以外は自然や田畑が隣にあるし、それをメンテする軽トラやバイクを筆頭にしたあらゆる乗り物が全て自動運転になるわけがありません。一部なるとしても、たとえば手軽な自転車はたとえ自動自転車ができたとしても残るでしょうし、そういうのから自動車まで、多様な乗り物があり、道路とは歩行者まで含めて、あらゆる通行者で共有されるものです。 「自動」自動車が普及したからといって、「手動」自動車や自転車を疎ましく思うのは筋違いですし、というか、「自動」自動車自身は、そんなのを疎まずに粛々と自動運転するだけです。
なお、ここでは「自動運転が普及すると家が広くなる」というタイトルにあるように、もっともっと大きな影響があると思っています。早く著名人が言い出さないかな。
あと、自動運転に批判的な記事も出ていましたので、考察してみました。
自動運転システム実用化への“難題” 人間の心理に合わない - ZAKZAK
何でしょう。"難題"があるのはわかるのですが、なんというか、地方は公共交通が崩壊していますから、相当大きなデメリットがあろうとも、自動運転を活用せざると得ないと思うのです。そういう覚悟があるところが入れていくので、多少私たちの心理に合わなくたって、我慢してもらって入っていくと思います。
で、詳しく本文を見ていくと、まず