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今日は木曜ですが、昨日通常運転でしたので、気楽に書き始める短い記事[S]です。
寿命を120歳まで延ばす長寿薬の臨床試験が米国で開始。がん、アルツハイマーやパーキンソン病にも効果
米国食品医薬局(FDA)が、世界初となるアンチエイジング薬の臨床試験を許可しました。試験に使われる薬は従来、糖尿病の治療に使われていたもので、研究者の話によればがん予防やアルツハイマー予防などにも効果がみられるとしています。寿命を延ばす薬、アンチエイジング薬の臨床試験が来年から始まるそうです。
アンチエイジング薬については、魔法でもなんでもなく、将来実現が予想されている技術です。
5年ごとに行われ、つい先日発表された第10 回科学技術予測調査においても、「若返りを誘導する因子の投与または老化誘導物質の抑制による健康寿命の延伸」が、技術的実現時期として、 2027年が社会実装時期が 2035年と予測されています。
が、この展開はなかなか刺激的ではないでしょうか。
だって、「アンチエイジング、夢の新薬!」とか言って新薬販売されても、飲み始めたら、実は分かっていなかった副作用が、そして急激な老化が始まる、なんて浦島太郎のようなストーリーを想像しない人はいないでしょう。
しかし、今回臨床試験をするのは、半世紀以上前の1959年に承認されて以来、世界各国で広く使われている薬です。副作用などの問題もすでによくわかっています。SF好きには残念な事に、ちゃぶ台ひっくり返しみたいな展開はなさそうなのです。
しかも、すでにジェネリック薬が出ているくらい普及している薬。元記事には、ジェネリックかそうでないかは書いてないですが、1日分のコストは約8円とあります!!! 1年約2920円!! その気になれば誰でも始められる金額です。
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