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行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜(その4) の続きです。
ミライ: みなさん、こんにちは! 行く年来る未来 2015 〜誰も信じない真実〜シリーズ今回は(その5)です。
フツクロウ: ホイ。
ミライ: さあ調子出てきましたね。どんどん行きましょう。4番目の「誰も信じない真実」お願いします。
フツクロウ: ホウホウ。今回の「誰も信じない真実」は、
グローバル経済ではなく、ローカル経済が主役になる
じゃ
ミライ: 「GDP 0 成長が普通になる」「石油の価格がニュースにならなくなる」に続いて、経済ネタ3連続、グイグイ来ますね。
フツクロウ: ホッホッホッ。
ミライ: えーと、この辺で紹介した話ですね。
国民自身の景気を良くするためには、ローカル経済の景気をどう良くするかという点に真正面から取り組まなくてはならなくなってきたのじゃ。
さらにグローバル経済が遠くなったスイスフランの高騰
グローバル社会に生きるとか、聞こえは良かったが、どんなに実力があっても一瞬先は闇のハイリスクな世界じゃ。昔は一度成功すれば、それをひきずって人生生きることもできたが、今は世界が加速しすぎて一度当ててもすぐしぼむ。成功しても走り続けなければならん。
フツクロウ: ホウじゃホウじゃ。じゃが、本題に入る前に、まず反省会をせんといかんの。
ミライ: 反省会?
フツクロウ: スイスフランの高騰の話のときに、わしはこんなことを言ったんじゃ。
フツクロウ: ホじゃ、ホじゃ。じゃから、一気に損失が膨らむ、いわゆる保証金での取引は、もう一般の人には怖すぎじゃろ。今後現物取引はわからんが、Fxなど保証金取引は一気にしぼむぞ。ミライ: はいはい。一瞬で何千万円も負債を抱えた人いましたもんね。保証金制度怖いなぁと。
フツクロウ: ホウじゃ。でその後なんじゃが、特に保証金取引は萎まんかったんじゃな。
ミライ: そうなんですか?
フツクロウ: FX会社別預かり証拠金残高推移というサイトにFX会社別預かり証拠金の残高推移が載っておる。
これを見るとスイスフラン高騰のあった2015年の1月頃に特に変化はないし、その後夏に同時株安や急な円高が起こった時に一時残高が減ったが、また増え始めておる。
まだまだFxに資金を移す人が増えているという状況じゃ。
ミライ: なるほどー。大外しですね。
フツクロウ: ホウじゃなw まあ言われてみれば、一般の人でこのスイスフラン高騰を知っとる人は少ないじゃろうし、当時知っとっても、すぐに記憶は薄れるし、スイスフランなどという日本では馴染みのない Fx 対象じゃから、まあ関係ないと言えば関係なかったわけじゃの。
ミライ: 当時はかなり衝撃的なニュースでしたけどねぇ。
フツクロウ: ニュースになったものの、市民全体の投資行動を変えるようなものではなかったというわけじゃ。
ミライ: 外して残念ですね! では気を取り直して、本題に行きましょ〜。これからはローカル経済が主役なんですか?
フツクロウ: ホじゃな。経済成長が安定して、わかったことは、地域の経済が大切だということじゃな。地域でぐるぐるお金を回すことが、景気に大きく関わるということが実感されてきているということじゃ。地産地消が良く言われるようになったように。
ミライ: はい。確かにそんな気はするんですけど、たとえ地産地消しなくても、日本や世界規模でお金はぐるぐる回ってますから、結局は一緒なんじゃないですか? 一方的に出て行くとかならともかく。
フツクロウ: ホッホ。まずは、有名なコピペ
のエピソードに見られるように、いったん地域に入ったお金がいずれ外のものを買って出て行くにしても、それまでに何人もの間をぐるぐる回れば回るほど、その地域の景気が良くなるということじゃな。...
そして町に一つしかないホテルに入ると、 受付のカウンターに100ユーロ紙幣を置き、部屋を選ぶために2階へ上がって行った。ホテルの主人は100ユーロ紙幣をひっつかんで、借金返済のために肉屋へ走った。
....
もちろんそれと同じだけ、外とのやり取りがあれば同じじゃが、ある地域で外に買ってもらえる商品の量や種類には限界があるからの、なるべく地元で回したいわけじゃ。
ミライ: ふむふむ。聞いたことあります。
フツクロウ: 地産地消の話のときにはセットで出てくる話じゃからの。
しかし、ここからが他では滅多に言われん話じゃ。
地産地消はローカル経済の話じゃが、一方のグローバル経済は、致命的な問題を抱えておる。
ミライ: 致命的な問題?
フツクロウ: ホウじゃ。それは、「同一商品同一価格」の原則じゃ。
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