今日は金曜日ですが、水曜、木曜通常運転だったので、気楽に書く記事[S]です。
きっかけはこれ。
本を読むときに頭の中で「声」が聞こえる人と聞こえない人がいることが判明 - GIGAZINE
本などの文章を読む際に、声に出さずに黙読していても頭の中で文章を読み上げる「声」が聞こえる、という人が8割以上を占めていることが調査から明らかになりました。
という話題、私は「声が聴こえる」派だったんですが、この話題が盛り上がっていて、他の人の話もいろいろ聞けたのが楽しかったです。
一番印象的だったのは、「自分の声で読む場合は、無音の音声みたいな感じになる」という話。
前提として、知ってる人の書いてる文章を読んでる時は、その人の声が頭の中で再生されているというのは共通していたのですが、私の場合、自分の声で読むときは、やっぱり「自分の声」なんですが、その人は、「無音の音声」だと感じていたのです。記事に出ていた読んでる時に声がしないという人に近いのかもしれません。
人によって頭の中での感じ方が違うというのは話には聞いていましたが、具体的に自分と違う人の話聞くと、本当に違うんだーと改めて驚きました。
しかも更に自分とは全然違う話が聞けました。
私の場合は、なにか文章を読むと、自然にその場面にあった音声で再生されていることに気づきました。
たとえばちきりんさんの『「Chikirinの日記」の育て方』を開いて読んでみたら、お会いしたことないけど、「脳内ちきりん」さんの声で再生されるのです。
でも、その人は、そういうのが切り替えできるそうなんです。いわば、『「Chikirinの日記」の育て方』を「脳内イケハヤ」さんの声で再生ができるわけです。
試しにやってみたのですが、もう違和感MAXで黙読どころの騒ぎではありません。今までそんなことやったことないからかもしれませんが、実はその人役者さんなんです。元からそういうのが得意だったからか、役者をやるうちにそういうのが得意になったのか。
ともかく、この配役変えて脳内再生するってめちゃ面白いです。しばらく意識してやってみよう。
あと、普段は音声再生されているけど、高速に読んでいる時には無声かなあという人もいました。ちょっと挑戦してみましたが、確かに音量は減っていくのだけど、断片的に要所要所の単語の音声が響くような感じで、無音とは違うような気がします。これもしばらく意識してみよう。
ちなみに、脳内再生される声の威力はすごいです。ここでたまに登場するミライとフツクロウ。彼らが登場している時には、まさに彼らの声で脳内再生されるわけですが、そうすると別人格になるわけで、自分では思いつかないようなことを言い出したりします。自分が書くのがしんどい時は、彼らに話させるなんてこともあります。