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画像: 2012年に打ち上がった観測ロケットS-520 26号機 撮影:NVS
観測ロケットS-310-42,S-520-27号機の連続打上げの模様を内之浦宇宙空間観測所より独自ソースで中継する予定です。
実験目的「電離圏E領域とF領域の相互作用に関する総合観測」
予定日 : 2013年7月20日(土)
打上時刻 : 23時00分~25時00分の間
S-310を打ち上げた後30~60分後にS-520打上げ。
※実験に適した状態になっていないと判断された場合は打上げがおこなわれません。
※条件
月明かりのある夜間であること。
電離圏に電子密度擾乱が発生していること。
ロケットの保安や飛行に影響を与えない天候であること。
かなり打上げ可能条件の難易度が高いです!
■7月19日(金) 13:00~ 打上げ前の説明・勉強会
※機体撮影を終えてからの会見となるため、13:30前後から会見開始となる見込み
公開場所は電波が安定して入らないためそれまで、配信が行われない可能性があります。
■7月20日(日) 22:30~ 観測ロケット連続打上げ
※天候、通信環境、その他状況により延期や中止、中継の不成立になる場合もございます。
※モバイルで配信となりますが、特に携帯電波の変動が大きい場所ですので、不成立の場合はご了承ください。
■飛行経路の推定と発光観測
今回2つの発光実験と言うことで、打上げ情報などをもとに推定の飛行経路をgoogle mapにプロットしました。
観測などの一定の参考となれば幸いです。
Download → GoogleEarth観測ロケットS-310-42,S-520-27号機推定飛行経路
注意点:要GoogleEarth
「2013年度第一次観測ロケット実験の実施について」と
ノータム情報を元に、おおよその位置を手打ち入力したものです。
軌道は最高高度と落下点を元にした放物線となっています。
S-310のTMA発光高度を高度70km以上としています。(黃色ライン範囲)
S-520のリチウム発光は去年実験時の210km~130kmとしています。(黃色ライン範囲)
経路の一定の参考になると思いますが、実際の飛行経路と異なる可能性が高いです。
発光高度や時間が分かったのち、可能であればアップデートします。
■発光について
1機目S-310のTMA(トリメチルアルミニウム)散布は、一般でも発光を捕らえられる可能性が高いそう。
2機目S-520のリチウム発光は、月光での励起を利用する為、非常に発光が弱い見込みで、地上観測は難易度が高です。
リチウム発光はJAXAの観測も航空機を併せて行う予定で、観測難易度高い模様です。
■関連情報
JAXA「2013年度第一次観測ロケット実験の実施について 」
→ http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2013/0521_s-310-42.shtml
せんだい宇宙館 宇宙花火出現!? S-310-42号ロケット実験を観察しよう
→ http://sendaiuchukan.jp/event/news/2013-7.html
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