特別号

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 ■小川和久の『NEWSを疑え!』
 ■第436号(2015.10.19)

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【今回の目次】 

◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・成層圏を飛ぶ中国の飛行船の軍事的意義
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・マスコミの「使わない自由」には兵糧攻めしかない?(小川和久)

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◎テクノ・アイ(Techno Eye) 

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・成層圏を飛ぶ中国の飛行船の軍事的意義

(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

 中国の飛行船「圓夢号」は10月13日、高度20キロからデータ中継と地上の観測を行った。

 特定地域の上空20キロ以上に数日間とどまり、データ中継や地上の観測・偵察を継続的に行うことができる高高度滞空型無人機は、高価で脆弱な衛星の機能を代替する潜在力があり、米英の無人機メーカーは翼で揚力を得て高高度にとどまる無人機を試験飛行させてきたが、中国は同じ目的に対して無人飛行船という解を示したとして注目を集めている。