岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/06/02
おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は、2017/05/07配信「関ジャムここがすごい!」の内容をご紹介します。
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2017/05/07の内容一覧
- おもちゃ紹介「宇宙飛行士ゴードン・クーパー」
- 『魁!! 男塾』のマグネット
- おぎやはぎの発言が話題の件
- 『関ジャム 完全燃SHOW』とは?
- J-POPを楽しむポイントを教えてくれる「J-POP検定」
- 『関ジャム』の面白さは『BS漫画夜話』
- 今日本で一番頭のいいヒャダイン
- 平井堅の『瞳をとじて』が新しい王道を作った
- ヒャダインが完璧な曲として選んだ『残酷な天使のテーゼ』
- 関ジャムベスト3 ①東山紀之のマイケル・ジャクソン解説
- 関ジャムベスト3 ②ヒャダイン これはやられた回
- ラップの面白さを解説する「怖くはないよ、ラップの世界」
- 関ジャムベスト3 ③欅坂46の振り付け
- 歌詞回にあたりなし
- いきものがかり水野くんの面白さ
- 瞬殺イントロの小田和正『ラブ・ストーリーは突然に』
- 世界観に引き込みイントロのクリスタル・キング『大都会』
- 日本一救いのないイントロは、五輪真弓『恋人よ』
- 劇場映画1本見たような物語感があるイントロ、石川さゆり『津軽海峡冬景色』
- プロミュージシャンはやっぱりすごい
- 機材の沼にハマってしまった人たち
- 音楽業界あるある
- 『巨人の星』のテーマ『ゆけゆけ飛雄馬』のメロディラインは軍歌
- 世にもすごいトンチキソング『アムール川の流血や』
- 『正解するカド』が面白い!
- 世界初・多次元空間の表現
- 『正解するカド』でやりたいこととは?
『関ジャム 完全燃SHOW』とは?
この番組を見始めた時、僕はこれを「音楽界のアメトーークだな」と思ったんですけども、それは当たり前で、作ってる人が同じなんですね。そして、アメトーークであると同時に、『BSマンガ夜話』の音楽版でもあるんですね。つまり「この音楽の楽しみ方はどこなのか?」という解説をしているんです。「お笑い」の面白さなんてものは見ればわかるだろう。「漫画」も読めばわかるだろう。その見ればわかるものに対して、あえて「なぜ面白いのか?」という考察を色々と進めていったところにマンガ夜話とかアメトーークの面白さがあると思うんですね。
音楽を聞いて、良い悪いを判断しようとすると、趣味が出ちゃうんです。例えば、僕、ラップとか嫌いで、全然聞かないんですよ。J-POPもほとんど聞かないんですけども。でも、関ジャムを見るようになってから、そこら辺のジャンルを許せるようになってきて。「面白いじゃん」と。特に「いきものがかり」の水野くんに対する評価がものすごく上がってきたんですよね。
あと、「ヒャダイン」。関ジャムを見るまでは、なんか名前からして、「ケッ!」って感じで。「どうせ、てめえは渋谷のオシャレ系だろ!?」って思ったら、大阪市住吉区出身という、俺のすぐ近所に住んでたっていうのがわかって(笑)。そのヒャダインとかがやたら好きになってしまうとか、いろんな要素があります。そういう番組なんですよね。
(中略)
番組自体の転機にとなったのが、6月5日の放送。この放送は「音楽プロデューサー特集」という企画で、蔦谷 好位置(つたや こういち)という人と、ヒャダインという2人の音楽プロデューサーがゲストで来た回なんですよね。
蔦谷さんは「Superfly」や「ゆず」などをプロデュースしてきたプロデューサーで、ヒャダインは「ももいろクローバーZ」や「でんぱ組」などのアイドルへの楽曲提供だけでなく、CMとかもやっているという人なんですけども、この回では「音楽プロデューサーってなんなのか?」っていうテーマだけで、1時間番組やったんですよ。
おまけに、2人の音楽プロデューサーをゲストとして呼んだら、普通はこの2人の音楽を紹介するはずなのに、ヒャダインと蔦谷さんの曲は冒頭の紹介VTRだけでちゃちゃっと済ませてしまって、その1時間番組のほとんどを、「この2人が、これはかなわないと思わず嫉妬してしまう曲はなんですか?」というテーマで延々やる。それも、2人の目の前に置いてあるキーボードを弾きながら説明するという、めちゃくちゃレベルが高い放送回だったんですよ。僕、それ見てびっくりして。
それまでの放送、さっきのJ-POP検定みたいなものだけでも「関ジャムは面白いな」って思ってたんですけど、この回から明らかに面白さのステージが、2段くらい、ガーンと上がったんですよね。「あ! これはマンガ夜話だ! というか、マンガ夜話とかアニメ夜話で一番うまく行った回というのを、もう完全にやってる!」って思って。
(続きはアーカイブサイトでご覧ください)
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