岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/12/20
おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は、2017/12/01配信「『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』放送に合わせ、生実況!!」の内容をご紹介します。
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2017/12/01の内容一覧
- ガンプラの色塗り
- 今日は『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』実況
- 『スター・ウォーズ』を初めて見た時
- ジョージ・ルーカスとアメリカ映画協会の大ケンカ
- 放送開始~ホスの基地へルークが帰還するまで
- CM:なぜかライトセーバーを使えるハン・ソロ
- 傷の治療を受けるルーク~撃墜されるルークまで
- CM:『インディアナ・ジョーンズ』でヒットするアクション映画の法則が出来上がった
- 同盟軍の敗退~ルークのダコバ到着まで
- CM:実写版ハガレンどうだった?
- ルークとヨーダの出会い~クラウド・シティへの移動を始めるファルコン号
- ヨーダの口演技
- フォースとは何なのか?
- ルークの覚醒~破壊されるC-3PO
- 捨てられないTシャツ「スター・ツアーズTシャツ」
- ルークの出発~ハン・ソロの炭素冷凍
- CM:『フォースの覚醒』シナリオの問題点
- クラウドシティに潜入するルーク~ダース・ベイダーとの決戦へ
- CM:ハリウッドでは珍しい師弟関係
- 「私がお前の父親だ!」~ラスト
- 『スター・ウォーズ』実況終了
- 宝くじはもうやめるべき
- ジャニーズ問題
- 『メイドインアビス」第2期について
- 岡田斗司夫アーカイブについて
ヨーダの口演技
さて、惑星ダゴバに着いたルーク・スカイウォーカーは、金属の缶々からカロリーメイトみたいな非常食を出すんだよね。葉巻型の。
そうそう、これが、結構、注目ポイントなんだ。後で、これをヨーダがちょっと食べて「美味い!」って言うんだけどさ。この、ヨーダがカロリーメイト的なものをちょっと食べる時の、口を伸ばして食べる演技がメチャクチャうまいから、そこに注目しておいてね。
ここでのヨーダの照明と、ルークの照明、違うでしょ?
ルークの顔には、R2-D2の足元にあう照明の明かりが当たっているので、ちょっとオレンジがかった不気味な顔になってる。それに対して、ヨーダの方は素で映している。
ここでは、「ルーク・スカイウォーカーが感じた不安さ」を出したいから、ルークの方に赤みがかった照明を下からちょっと当ててるんだ。そして、ヨーダが近づいてくると、今度はヨーダの方にも下から照明が当たり出したよね。
ここら辺が、CGによって表情の変化をつけるんじゃなくて、ライティングで表情を付けるということなんだ。
このヨーダがカロリーメイト的なものを食べるシーン。実際には、全然、食べてない。いわゆるパペットの、パクパクしてるだけの演技なんだけど、メチャクチャうまいよな。「僕の食事だ!」って言ってまで、ヨーダから取り上げるのに、匂いを嗅いで投げ捨てるルークっていうのも(笑)。
ここで、ヨーダが四つん這いになって、食い物を漁るシーンがかわいいんだよね。ヨーダの尻が見える。この辺の、服の衣擦れ感というのがリアルだよね。惑星コルサントにいた頃は、たぶん、すごいブランド物の服だったんだと思うんだけど、まったく同じ服を100年くらい着てるもんだから、尻の辺りがボロボロになってるんだよね(笑)。
ということで、「ワシにそれをくれないと、助けんぞ!」と言うヨーダ。ここら辺も人形ならではのかわいさがあるよな。R2-D2とヨーダが、引っ張り合う。この引っ張り合う2人の演技が、もう両者とも人形だっていう(笑)。で、杖を左手でとって、カンカン叩くんだよな。かわいいよな、本当に。
かわいいんだけども、やっぱり、どこか、中国のちょっとした武術の達人みたいな表情に見えちゃう。この皺の数とライティングのおかげだよな。
今のシーンでも、ほんのちょっと上を向いて、目を少し薄目にすることで、ちょっと知性を見せている。目をはっきり開けている時は全然知性がない顔しているんだけど、ちょっと目を伏せた時には、ニュアンスで知性があるような顔になる。ここら辺の表情の変化がいいよね。そして、下唇をクンと付き出すことによって、愛嬌を出してる。ヨーダの口の開き方も、下唇を出す時と、普通に開け閉めしている時とでニュアンスを変えてるんだよな。
「何をしておる、早く来んかい!」と、奥へ歩いて行くヨーダ。このシーン、すごく大変だったんだって。フランク・オズのインタビューを見たことがあるんだけども、下から人が操作して操る人形に、地面を歩かせるシーンというのは本当に面倒くさくて。『マペット・ザ・ムービー』でやろうとしたものの諦めたことを、『帝国の逆襲』では予算が死ぬほどあったからやったんだけども、全然、撮影が進まなかったそうなんだ。
(続きはアーカイブサイトでご覧ください)
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