岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/01/09
おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は、2015/12/06配信「劇場版ガルパンのすごさとM-1で見たお笑いラグナロク2015」の内容をご紹介します。
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2015/12/06の内容一覧
- 本日のお題
- これまでの『M1』の歴史と漫才の「黄昏」
- 審査員方式の問題
- 『M1』で面白かったコンビとその評価
- 単独ライブの客と「新しさ」を求める客の違い、ウーマンラッシュアワー村本の批評
- 『ガールズ&パンツァー』は戦車界の『マッドマックス』
- 限定予告と告知
- 『響け! ユーフォニアム』はチャイルドポルノだけど、なんか問題ある?
- 質疑応答/自殺未遂をした友達をどうしたら
- 質疑応答/ハゲの戦略について
- 質疑応答/西崎義展と鈴木敏夫はどちらが悪党?
- 質疑応答/面白い配信者は?
- 質疑応答/水木しげる先生について
- 質疑応答/親がカルトにはまったので家出します
- 質疑応答/カルトとの妥協とカルトの「迷惑度」
- 男子会を作りたい
- 次回告知
質疑応答/カルトとの妥協とカルトの「迷惑度」
僕、これまで親が新興宗教とかカルト宗教とかに入ってて、無理やり入らせられるっていうのを何人も見てて、相談受けて話したことって、何回もあるんだけど、親と和解するしか、ほんとないんですよね。
和解するっていうのはどういうことかっていうと、親が信じているものを私は信じませんと。信じない代わりに行事にはつき合いますという形で、妥協点というのを探すんだよ。
たとえば、新興宗教の行事というのに、信じてなくても行くだけでいい場合もあるから、行くだけ行く代わりに高校に行かせてもらうみたいな形でトレードオフするしかないと。
これを親に、宗教のウソを言って、親の洗脳を解くとか考えるとややしこくなっちゃうし、自分もそういう宗教と関係なしに独り暮らしをしたいと考えても、しんどくなると。
100か0の解答というのは、現実的にはほとんどないんですよね。
40から60くらいの間で妥協点を探す、その妥協点というのは何かっていうと、自分の将来のためには高校くらい出たほうがいいに決まっているので、なんとかして高校卒業の資格だけはキープするという、この1点に集中させることだと思うんだよね。
その時に必要なのはたぶん、第三者が行って話したりとかそういうふうなことだと思うんで、その助けになれるんだったら、この18歳の無職のお兄ちゃんだよね、男の子の、たぶん助けになる方法は探せると思うんで、まあ来てください。
僕、そういうカルト教団に大学の時から何回も踏み込んだり、話したりしてるんだけども、やっぱりね、向こうを変えさせることはできないし、こっちもあんまり影響ないんだよね。
がっちりガチされて、ずーっと説教されたことはないんだけども、そこまでいかなかったら、もうなに言われても自分は平気だろうなと、自信ってことはないんですけど、我儘さくらいは持っているんでですね、大丈夫だと思います。
それに親が信じているカルト教団というのが、もうちょっと話を聞いてみないと、本当にカルトかどうかもわからないというのが正直あるよね。
カルトかどうかもわかんないということはないな、カルト教団だけども、いいカルトの場合もあるからね。
たとえば、たとえばの話、出しにくいんだけどさ、反原発だってカルトはカルトだから。僕にとってみれば反原発で、原発ゼロにしようっていう山本太郎議員の主張だって、反原発で、原発ゼロじゃなきゃいけないって言った瞬間に、理由なくいってるんだから、それはもうカルトでございましょうと。
SEALDsの方々がやってることも、あれもカルトでございましょうと。
AKBを支持している人たちもカルトでございましょうと。いい年をして、萌えアニメを見ている人たちもカルトでございましょう。ただ、カルトの中でも、他の人に対する迷惑度が違うだけで、本来言えば迷惑度だけで計ればいいのを、カルトだからとか宗教だからという余計な価値判断を入れるから、すごいややこしくなるんだよね。
(続きはアーカイブサイトでご覧ください)
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