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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「ももクロの魅力を封印した映画『幕が上がる』の魅力」

2018-06-09 07:00

    岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/06/09

    おはよう! 岡田斗司夫です。

    今回は、2015/03/15配信「おそロシアの天使プーチンと、『ガンダム THE ORIGIN』は宝塚!?」の内容をご紹介します。
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    2015/03/15の内容一覧

    ももクロの魅力を封印した映画『幕が上がる』の魅力

     『幕が上がる』というももクロ映画について語ろうと思います。
     これ薦める理由は、アイドル映画としてもすごくいいんだけども、一般映画としてもいいし、あと青春映画としてもすごい良いからなんですよね。
     普通、ももいろクローバーZの映画っていうと、ももクロの魅力を出してる映画だと思っちゃうじゃん?
     でもそうじゃないんだ。この『幕が上がる』は、ももクロの5人を俳優として使い切ってるんだよ。それがすごく面白い。
     なんでかっていうと、ももクロで一番有名なのは、ごめんな、僕、最初に言っとかなきゃいけないんだけども、べつにももいろクローバーZのファンでも何でもないんだわ。
     コンサートに誘われたこともあるし、面白えなあとも思うんだけども、面白えなあだけであって、まあもともとはPerfumeのほうが好きだし、あとなんだろうな、そんな@@(音声途切れ)、『行くぜっ! 怪盗少女』だっけ? 『行くぜっ! 怪盗少女』しか頭の中にないというか。あれだけ聞いてると面白いんだけども、その他に色んな曲があるよね、あ、なんだ、『モーレツ宇宙海賊』のテーマソングも歌ってたの? でも、どんな曲か憶えてねえなあ程度のぐらいなもんなんですよ。
     で、ただそんな僕でもわかるのは、ももいろクローバーZの素人から見た魅力っていうのは、このセンターの赤色のやつね。赤のセンターの一番目立つ女の子のえくぼがゴボーッと凹んだ、めちゃくちゃポジティブな笑顔だっていうことがわかると。
     で、こんな映画だと思うんだけども、まあこの本編の中で彼女はこんな笑顔一回も見せないんだよ。そこがすごい。
     つまりももクロの魅力っていうのをあえて封印してるんだよね。で、おまけに5人とも演技が完全に素人なもんだから。いや、演技素人っぽくないんだよ。最初に言っとくけどすごく上手いの。
     でも映画の中で弱小の演劇部、学校の中で演劇部というものはあるんだけども、演劇部がどれぐらいその学校の中で強いかって、男子部員の数でわかるんだよね。
     弱小の高校って女子しか部員がいないと。共学の場合は。
     で、強い高校になってくると、男性部員がどんどん増えてくるじゃん。
     だからこの中で主人公たちが戦う相手の、同じ県の他の高校たちっていうのも予選から上がってくるにつれて、段々男子の数が多くなって来て、全国大会で戦わなきゃいけないやつらっていうのは、リハーサルのやつ見てたら、男性部員がわーっとやってきて、みんなミュージカルみたいなものをやってて、演技だけじゃなくて踊りとか歌とかもみんな上手い。そこに弱小の演劇部が戦わなきゃいけないって話なんだよね。
     戦うというふうに決意した。
     この赤のセンターの女の子が決意して戦うんだけども、その決意から何から、すごい高校生っぽい決心の仕方であったり、高校生なりにいわゆる野球部のキャプテンだったらみんなを引っ張って行かなきゃいけない。
     いわゆる野球やってるだけじゃダメだ。みんなのメンタルも引っ張らなきゃダメだ。全国に行くという目標を持たなきゃいけないというようなマネージメントとか、あとカリスマ性っていうふうなものも必要になってくるじゃん?
     野球始める時にみんなそんなカリスマ性とかマネージメントとかやりたくてやってんじゃなくて、ただ単に自分が野球やりたいだけなんだけども。
     このももクロのこの演劇部も、それぞれみんな演劇はやりたいと思ってるんだけども、本気で演技やりたいとか本気で演劇やりたいとか。
     言っちゃえば最後の戦いが1月ぐらいにあるから、それが高校3年の1月ぐらいにあるから、顧問の先生からこれを本気でやるということは、いわゆる進学とか受験っていうふうなものを自分で言って諦めるなり折り合いを付けなきゃいけない、それもわかってる? っていうふうに聞かれて、主人公たちがすっごい悩むんだ。
     えんえん悩んでやってるから、ももクロらしいはつらつとして笑顔とか自信たっぷりの踊りとかが全くない映画なんだ。
     だから見てると、すっごいドキドキするんだよね。
     普通の女の子っていう言い方、変なんだけども、何か僕たち自身が人生の色んな局面で感じる初めてやることへの不安とかさ、自分ってできるんだろうっていうふうなことを彼女たちが代わりに体験してくれて、その不安とかドキドキとか、それでも勝ち残った時の喜びっていうのを、ドンドコドンドコ言ってくれてるんだよね。

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