bellさん のコメント
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こんにちは。マネーライフプランニングの梶原真由美です。 資産運用の目的のひとつに老後資金形成がありますが、みなさん、一度は考えたことがありませんか? 「老後は誰にも迷惑をかけないように、老人ホームに入居したい」 我が家は夫が私より12歳年下なので、普段から 「私が先に痴呆になったら、迷惑かけないように老人ホームへ入るね」 と話しています。 しかし実際、東京で介護付老人ホームに入居したらいくら必要なのでしょうか? 有料老人ホームも様々なタイプがありますが、 今回は見守りや食事・入浴・掃除・洗濯の世話・各種レクリエーションから、介護職員や看護職員による食事・排泄・服薬や健康管理などの介護、機能訓練指導員や生活相談員によるリハビリテーション・カウンセリング、医療処置までを受けられる東京の介護付老人ホームをイメージしながらお話させていただきます。 ■いつから入るか?問題 誰もが好んでで老人ホームに入りたい訳ではありません。 配偶者や子供、親族の負担になりたくないからホームという選択をする方も多いでしょう。 有料老人ホームに入居するタイミングは以下が多いということです。 引用先:介護応援ネット http://kaigoouen.net/insurance/choose/choose_3.html 1)在宅介護が限界に来た時 2)医療機関からの退院時 3)元気なうちに入居検討する 自立した生活が出来なくなった頃、と考えておくのが現実的ではないでしょうか。 日常生活に制限のない期間を「健康寿命」と呼びますが、内閣府発行平成28年版高齢社会白書によると2013年の健康寿命及び平均寿命は以下の通りです。 健康寿命 男性71.19歳 女性74.21歳 平均寿命 男性80.21歳 女性86.61歳 健康寿命と平均寿命の間をホームに入居すると想定した場合、 男性71歳から9年間 女性74歳から12年間 となります。 ■東京城南地域で介護付老人ホームに入居したら 東京城南地域(品川区、目黒区、大田区、世田谷区)で介護付老人ホームに入居した場合を想定してみましょう。 試算モデルにしたのは下記の介護付有料老人ホームです。 株式会社フィルケア(住友林業G) グランフォレスト学芸大学 http://www.fillcare.co.jp/facilities/gakugeidaigaku/map.html 料金プランは3種類で、入居時年齢により入居一時金が異なり、入居一時金の他に月額利用料がかかります。 70歳~79歳入居の場合は以下の通り(単身) 1)基本プラン 一時金:2,412万 月額利用料:29.2万 2)特別プラン 一時金:2,988万 月額利用料:21.2万 3)入居金0円プラン 一時金:0万 月額利用料:62.7万 一時金は、償却期間が定められており(この年齢帯は6年)、償却途中で退去の場合は未償却分が返還されます。 シミュレーションして判明したのは、 ○6年目まで退去の場合、全てのプランで総額は同じなのでどのプランでも良い。 ○7年以上入居となると2)プランが1番総額が低くなる仕組みとなっている。 ○希なケースですが、半年~1年未満の場合のみ、3)プランが妥当となる。 ○1)プランにするメリットが見当たらない。 以上のことから、2)プランを選択するのが数字上では賢明だということがわかりました。 そして気になる、想定入居年数合計コストですが以下の通りです。 男性71歳から 9年間入居した場合の総額:5,274万 女性74歳から12年間入居した場合の総額:5,782万 いかがでしたでしょうか? 今回試算のモデルケースとしたのは、ハイクラスの介護付有料老人ホームであり、もっと廉価なホームも沢山存在しています。 私がお伝えしたいのは、お金は殖やすだけではなく、殖やしたお金をどこでどのように遣うかを考え、目的を持って資産運用をして欲しいと思っています。 それによって、自分に必要なリターンと取るべきリスクがわかるからです。 今回はその目的のひとつともなろう「豊かな老後資金」に着目して必要な費用を試算してみました。 みなさまのご参考になれば幸いです。 株式会社マネーライフプランニング パートナーCFP(R) 梶原 真由美 無料で資産運用の相談をしてみたい方はコチラ ↓ http://abvom.biz/brd/archives/ahwxrr.html 具体的な老後資金のプランニングをしたい方はこちら ↓(4月はあと先着2名様受付限りです) http://abvom.biz/brd/archives/oqjjbm.html ■小屋洋一の資産運用メール講座■ 資産運用についてメール講座で学びませんか? これまで300人以上にアドバイスしてきた資産運用のプロ、小屋洋一が、 資産運用で成功する人と失敗する人の違いをお教えします。 詳しくは http://mlplanning.co.jp/mail/ (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し ては御自身の責任と判断で願います。)
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