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ゲストさん のコメント

高度成長の時代を迎えること無いので、タンス預金でおkって事ですね。
No.2
28ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 「3万円やで。」  これは、私がある70代の方に聞いた、その人の50年前の初任給の金額です。「〇〇さんの時代って、初任給いくらもらってたんですか?」ときいたら3万円という答えが返ってきました。50年前はそのくらいだったようです。  今の時代、3万円では生きていけません。  高卒の初任給でも10万円台、大卒の初任給なら20万円前後あるのが一般的です。昔は3万円でも1ヶ月生きていけましたが、今はその金額では生きていけません。  これが株式投資をやった方が良い理由です。  億近読者の皆様こんにちは。  子を持つ親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。  この夏、私は、学生や社会人の方々向けに株式投資セミナーをやってきました。学校で金融教育が本格スタートしたこともあり、教員の方々向けにお金にまつわる授業のやり方をレクチャーするセミナーにも登壇しました。  最近、金融教育セミナーや株式投資セミナーをやると大変盛況なことが多いです。多くの方はお金の増やし方や資産の守り方を学ぼうという意欲があるのだと思います。岸田政権が掲げる「成長と分配の好循環」が実現すると、貧富の差がもっと拡大する可能性があるので、意識が高い方はなんとなくその危機感を持っているのでしょう。  報道でもあるとおり、金融庁は今年の8月末にまとめる金融行政方針で、金融教育を国家戦略として提言するようです(本記事執筆時点2022年8月29日の情報)。  金融教育の土壌が整ったら、いよいよ「投資をやる人」と「投資をやらない人」で差が生まれても、それは「自己責任だから仕方ない」という世の中になっていくでしょう。  私たちは学校の家庭科で栄養学やタバコの怖さなどを学びます。だからこそ、不摂生で体を壊すのも、健康的で若若しい体を保つのも自己責任です。それと同じになるということです。機会が平等なら結果に差がつきます。  では「やる人」の方になるためにはどうしたら良いのでしょうか。  それは、投資の本質を知ること、必要性を知ることです。  知ることで人は行動に移せるようになります。伝説のレシピを知ったら、料理してみたくなるのと同じです。  「投資の本質って何?」と思っている方のためにここで「投資」と「投機」の違いについて、論じたいと思います。  「投資」は成長に投資すること、「投機」はお金のことだけを追いかけることです。だから極論、投信積立であっても、お金が増えることだけを追うのであればそれは投機です。  経済が成長し、物価が高騰し、お金の価値が下がってしまうことを防衛するために、資産を経済と同等以上に成長させようと考えるのが「投資」です。  塾代が投資になるのは、成長に投じているからです。  株式投資においても同じです。  決算発表前に予想が当たるか当たらないかだけを考え、チャートの上下だけを追うのは「投機」です。ギャンブルです。  会社が成長し、「この会社の初任給は将来50万円になるかもしれないぞ」といったような成長の期待を込めて買うのが「投資」です。  もし、日本の上場企業のほとんどが、初任給を50万円払えるくらい成長したら、日本の物価は上がるでしょう。国民の購買力が上がるわけですから。  そうすると、いつの間にか「50万円で1ヶ月がなんとか暮らせるレベルの物価」になるはずです。  株価がどうなるかは、ご想像にお任せします。  今から50年前、最初にご紹介した70歳代の方がまだ20代だった時代、数万円のお給料で1ヶ月が過ごせた時代のトヨタ自動車の株価は、50円程度でした。  今(2022年8月)は2,000円を超えています。40倍です。  もちろんこの時代の預金金利は高かったので、預金や国債でも資産は増えています。ただ、3万円をタンス預金していた方は、悲しいくらい価値が落ちてしまっています。3万円は「初任給」から、「お小遣い」に格下げです。  子供の頃のお年玉は、投資するか使ってしまうかしないと、価値が下がってしまうかもしれません。株を持っていた方は、資産の成長で資産を守れています。  日本人が本当に身につけなければならない金融リテラシーとはこういったことだと私は思います。  政府は、成長と分配の好循環を目指しています。企業が成長した際には、溜め込まず、分配せよ、ということです。もし、政府の思う通りになったら、日本人の購買力が底上げされ、投資していない人の資産は悲しいことになってしまうかもしれません。  そのような経済成長がある時代を作っていきたいものです。  失われた20~30年を過ごしてきた日本人には想像できない世界です。  金融教育を行う際に、資産額の目減りやリスクが注視されますが、日本が再び高度成長の時代を迎えた際に、タンス預金の価値が悲しいことになる可能性があることについても、私たちはよく学ぶ必要があります。 (遠藤) [遠藤 功二氏 プロフィール]  日本FP協会認定CFP  1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)  MBA(経営学修士) 大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。 証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。 自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。 子育て世代のための金融教育サービスFP君 web: https://fpkun.com メッセージ:koji.endo@fpkun.com (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
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