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JAZさん のコメント

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JAZ
投資しろという割に責任は負わないとか無責任過ぎて、まじ岸田
No.1
22ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 「預金残高は少ない方が幸せかも」と最近思うことがあります。  「預金があるから幸せ」という人を今まで1人も見たことがないからです。  このような話をすると「いつもインスタントコーヒーを飲んでいると、たまにお店のコーヒーを飲むと美味しく感じる」といった類の幸せの感じ方の話をすると思われる人もいると思いますが、そんな話はしません。  私は「億近」では子供向けの金融教育の専門家として執筆しています。  普段「FP」としての仕事もしています。パーソナルファイナンスの専門家として「ライフイベントのために預金は必要である」ということは断言できます。しかし、預金そのものには人を幸せにする力はないように思います。  お金は「使う」ことによって初めて「幸せ」を呼び寄せるということです。  このようなことを書くと浪費を促す「やばい思想」を唱えているように思われるので、ちゃんと説明します。  私がいう、「お金を使う」という行為は、なにも「浪費する」ということではありません。「投資をする」ということです。  億近読者の皆さんであれば、「おしゃれな服を買うより、おいしいレストランで食事をするより、株を買うのが好き」という人もいるのではないでしょうか。  「株を買う」という行為は、投資にお金を使う代表例です。株を買うと預金残高のお金は減ります。ただ、その銘柄の成長期待にワクワクしますよね。  預金残高が減っているのに、心は幸せになっています。株式投資がうまくいけば、金利でお金が増えるより幸福度は大きいように思います。不確定なリターンだからです。  「金利で5万円増えたんだよ」と話す人と「株で5万円儲けた」という人では目の輝きが違います。  株は金融資産であるため「お金を使う」という言葉に合っていないように感じる人もいると思います。  では、「高級時計を買う」はどうでしょう。  これは完全にお金を使っていることになります。高級時計をしていると、それだけで自己満足が得られ、幸せな時間に浸れる、という人はいるのではないでしょうか。しかも、スイスのブランド時計は長年値上がりしています。高級時計への投資は、「自己満足+資産価値あり」なので、私はおすすめだと思っています。もちろん、資産価値はその時計のブランドとあなたの手入れによります。  今の高級時計の話は「家」にも当てはまります。  住み心地の良い家は、他者から見ても価値があります。幸せな生活を送りながら、資産価値は上がることも考えられます。住み心地の悪い家に住んで、やたらと預金残高がある状態がどこまで幸せといえるのでしょうか。  では、「車」はどうでしょう。  車は基本的に、老朽化で値下がりする資産です。維持費も高いです。  ただ、家族と出かけたり、見栄を張れたり、という幸せを呼び込めます。  ゴルフやアウトドアなどの遠出が趣味の人は、車にこだわる人が多いです。  車でもたらされる幸せな時間が、今日の仕事の頑張りにつながっているなら、車を買うのもありです。消費も活力源になるなら、投資の一種だということです。  私は過去銀行員のときに、仕事に行き詰まった際には、丸ビルの上層階のレストランで食事をするようにしていました。一銀行員にとっては、はっきり言って高額でしたが、良いサービス、美味しい料理、そして、幸せそうな人たち(丸ビルの上層階で食事をしている人たちは優雅です)を見ていると仕事の元気につながりました。これも投資です。  「教育にお金を使う」が投資であることは、周知のことです。  そういう意味で私は、奨学金も賛成派です。  親が子供の大学費用をコツコツ貯めることも大事ですが、どうしても家庭の事情で学費が足りない場合は、奨学金は大いに有効活用すると良いです。むしろ、親にお金があっても、大学は奨学金を借りて行くくらいでも悪くありません。300万円~500万円くらいを奨学金で借りると、かなりの借金です。しかし、自身に「大学卒業したらすぐに年収1,000万円以上稼いでやる」という意気込みがあれば、奨学金はすぐに返すことができます。親が学費を出してあげる際も、「子供に貸してあげる」という形をとれば、子供が「回収」を意識するので良いと思います。  子供には、教育費が投資であることをコンコンと伝える必要があります。  回収をなまけないようにするためです。そういう意味では、塾や学校の授業をサボるなんて言語道断です。私の記憶上、自分が授業をサボって得られたものはありません。単なる逃げです。時間の浪費です。  ところで、日本は、企業の内部留保が問題視されていたり、将来が心配で貯蓄を溜め込む人が多いです。日本の個人金融資産の半分は預金です。  日本は預金が大好きな国です。  なるほど、日本人の幸福度が相対的に低いのは、預金残高からも明らかです。預金通帳を眺めていても、「私は野垂れ死ぬことはない」という安心感(ニュートラルな状態)は得られても、幸せにはなれないからです。  ニュートラルより上の「幸せ」状態を目指すなら、お金を使うことが大切です。私は、投資教育こそが元気な日本を創るためには必要だと考えています。お金を使う人は幸せになり、経済活動も活性化します。  「投資の概念」を子供に教えるなら、まずは株式投資が近道です。  億近を読みましょう。 (遠藤) [遠藤 功二氏 プロフィール]  日本FP協会認定CFP  1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)  MBA(経営学修士) 大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。 証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。 自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。 子育て世代のための金融教育サービスFP君 web: https://fpkun.com メッセージ:koji.endo@fpkun.com (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
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