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イラストストーリー最終回シナリオ掲載!
2020-04-30 18:31<イラストストーリー・第11話>
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(ここに、画像を大きめに入れる)
イツキ「みんな、ありがと~!!
続いては――」
ツバサ「……」
イツキ「――ツバサちゃん?」
ツバサ「あっ、ごめんなさいっ!
最後はこの曲、『どっちのスキ?』いくよ~!」
いつも通りのライブ、
でも、どこかうわの空。
『そうだよね、あんなのが届いたら…』
そう、また手紙が届いたのです。しかもそれは――
〈これで最後。今日はこの想いを、直接伝えにいくから〉
「このライブが終わったら、待ち伏せしているってこと!?」
胸の奥をつかまれるような圧迫感に、漏れる言葉。悲鳴まじりのイツキくんの言葉に、ツバサ“ちゃん”は「大丈夫…大丈夫に…する」と、うつむきがちに短く、そして低く呟きました…。
『ツバサちゃん…何を…』
ふと、気がつけば最後の曲も終わり、目 -
第9話イラストストーリーシナリオ掲載
2020-04-01 19:08<イラストストーリー・第9話>
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イツキ「うぅむむぅ……」
今日のライブもまずまずの客入り。派手なパフォーマンスに、肩で大きく息をするツバサ“ちゃん”。雑居ビル2階の事務所に戻るなりペットボトルの水をゴクリゴクリ。それは自然な、ごくごく自然な仕草。そこにイツキくんは――。
『ツバサ……』
顎をクイと上げ、満足げに遠くを見つめる表情はどこか凛々しく、汗をぬぐおうと大振りに手のひらで髪をかき上げるさまはオトコらしさすら…。
『こうして見ているとツバサに…
オンナのコの格好をしたツバサに…見える???』
ツバサ「今日のライブも楽しかったね♪」
イツキ「え!? あ、うん。そうだね、ツバサちゃん」
ツバサ「さいきん、よく考えこんでるね?」
イツキ「そ、そんなことないよ?」
ツバサ「そんなことあるよ~!
なやみ事があるなら、ワタシに
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