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設定付きのぱちんこが色々出ましたが、やはりというかなんというか、業界側が盛り上がって欲しいと願っているのとは正反対に、ファンたちの反応は素直なようで。
正直なところ、「もう客飛んだよー」って言う人のほうが多いんじゃないでしょうかね。まあ、次郎の印象もそんなところです。
実際、まだ甘デジタイプくらいでしか出ていないため、認知が低すぎるっていうのもあるかもしれません。
ホール側も、わりと努力して高設定を入れているように思います。
その証拠に、ニューギンの「PAミルキーバー」なんて、ホール側のマイナスが目立っているデータがいくつも上がっています。
「Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ」も最初は高設定が使われていたようですが、もう落ち着いてしまってきていますね。やはり、導入当初は全国的にも高設定が使われているのは間違いなさそうです。
ホールの中には、パッと見たら「設定6」なんて札が刺さっているように見えて、よーく見たら小さく「段階ぱちんこ」なんて茶目っけのある盛り上げ方をしているところもあるようです。
なんかそういう札での巧妙な手口を見ると、ああパチンコ屋だな…って、なんとなく懐かしく思っちゃいます。実際座って打ち始めてから気付いたりすると、「絶対許さない」となるわけですが。
ところで、藤商事の「PA地獄少女 宵伽 設定付GO」は大手パチンコメーカーのダイナムのプライベートブランドのようです。
これを聞いて、むしろ設定付きぱちんこはこういったプライベートブランドのほうが盛り上がるかも? なんて思いましたね。
だって、そのチェーンでしか打てない、しかも設定6は激アマなんて言われたら、当然コアなファンは打ちに行ってみたくなります。間違いなく集客に繋がるわけで、客が集まるということは、ホールもそれに応えて設定を入れやすくなるという良い循環が生まれます。
また、設定推測要素も今後大事になりそうですね。
ヴァルヴレイヴの設定推測要素なんかは、出現率が低いというのと、複雑すぎるということで、あまり受け入れられなかったように思います。
地獄少女のほうは、たとえば「DANGER柄タイトルでリーチがはずれたら設定6」みたいな、ちょっと面白い捻った推測要素を入れています。
こういった推測要素の面白さと、出現率がそれなりに高ければ、打つ動機にはなってきますからね。
今は甘デジや、いってライトミドルしか出ていない設定付きぱちんこですが、今後ミドルタイプなどの重い大当たり確率の台が出てきたときにどうなるかってのもまた見ものです。
まだまだ手探り状態で、先も見えずに客を飛ばしてしまっている印象の設定付きぱちんこですが、メーカー側のやり方や、先ほどのプライベートブランドのようなホール側のやり方次第では、かなり盛り上がることもあり得るコンテンツだと思っとります。
北斗無双よりも出る! 勝てる!
そんな触れ込みで爆裂するような台がドンドン出てきてくれればまた楽しくなりそうなんですが……どうでしょうね。
というわけで今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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