テレビでは連日ぱちんこ叩きの報道がされ、ぱちんこファンへのインタビューや関係者の意見などを流し、「悪だ! 悪だ!」と言わんばかりにコメンテーターがしかめっ面で意見を述べる。
 そしてそれに感化された人たちが、ネットでここぞと「ぱちんこなんてなくせ!」と訴える流れ。
 
 いやー腹立ちますね。色んなことに。
 
 こうなったのは休業要請を無視して営業しているホールが大きな要因であって、そういったホールに腹が立つのもありますが、一部で生きていく上で仕方のない営業、という捉え方もできます。
 それなら休業している飲食店なんかも同じだと言いますが、ぱちんこ店は1ヶ月の休業で数千万円もの赤字が出る業種。保障が出たとしても、ちょっとした足しになるかっていうレベル。1日休業するだけで命取りになる店があるのも知っているがゆえに、歯がゆい気持ちもなくはない。
 
 ツイッターなんかでは、ぱちんこ店の閉店のニュースに手を叩いて喜ぶ人たちがいる。
 上層部は知らんですが、閉店になって職を失った人もいれば、生活苦に立たたされる人もいる。毎日笑顔で接客している店員さん、いつもトイレを綺麗にしてくれる清掃の人。
 そんな方々が路頭に迷うことを考えてそのツイートしてます? だとしたら日本も恐ろしい国になったものだと思いますね。
 
 また腹が立つのが、ぱちんこユーザーへの叩き。
 もちろん、こんな時期に営業しているホールへ行って、感染リスクを拡げている方たちには何も言うことはありません。
 しかし、しっかり自粛しているユーザーすらも悪く言われたり、今後ぱちんこ店へ行きづらい世間体になっていくであろうことが腹立たしい。
 
 
 ぱちんこ業界が廃れたらどれだけの人が職を失うか、軽々しくぱちんこをなくすべきって言ってる人たちは、どこまで先のことを考えてその発言をしているのか聞きたいです。
 特にアニメアイコンなんかでそれを言ってる人たち。映像会社にも大打撃が出て、大好きなアニメやゲームもなくなるかもしんないんですけど、それでいいんですか? って。
 
 とはいえ、休業しないホール、自粛しないユーザーが招いた事態ではあるので、反省すべきは反省すべきですな。
 ただ、しっかりルールを守っているホールやユーザーがいる中、全体を批判する流れになっている世間はどうかと思うんです。
 
 まあ、今の業界の悪しき流れを見つめ直すいい機会になってるのかもしれませんけどね。
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・P貞子3D(高尾)
 
 リングとの勝負になってくれればいいんですが。最近高尾は元気ないので、ここらで奮起して欲しいなっていう願いを込めて。
 
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。