世間様にだいぶ遅れてではありますが、劇場版の鬼滅の刃を観てきました。1ぱちで勝ったお金で。
 アニメも遅ればせながらようやく全部観ました。映像美に音楽、声優さんの迫力。アニメでもとにかくすごいのひとことですな。あれがテレビで観れちゃうなんて、すごい時代になったもんだ。
 
 「キメハラ」なる鬼滅の刃を観ることを強制する人たちや、観てない人を頭ごなしにけなすような人たちがいる、なんてことを聞いたりしますが、これで次郎もキメハラされないとひと安心です。
 
 次郎が業界の人の聞いたところによると、鬼滅の刃はアニメのほうでも1話あたりの製作費が3000万円ほどかかっているとか。
 通常のアニメの2~3倍以上だそうで、あの映像美と作画の美しさに納得ですよ。
 
 パチンコ業界とアニメ業界っていうのは非常に近しい関係であることは以前からお伝えしている通りですが、この鬼滅ブームはパチンコにも影響を与えてきそうです。
 もちろん、どのメーカーが版権を取るのかってのも楽しみですし、その版権料がいくらになるのかってのも気になるところではありますが、おそらく数年内にパチンコ化されるってことはないでしょうな。
 影響を与えられそうなのは映像会社だったりします。
 
 これだけ美しい戦闘シーンなんかを見せられますと、メーカーの開発者がパチンコを作るにあたって、「鬼滅みたいに…」と言ってきたりするわけです。
 ジョジョがアニメ化されたときにもありましたね。ジョジョのOPアニメのようにしてくれ、だとか。
 
 映像表現って、水がとても難しいらしいんですよ。炭治郎は戦闘の中でこれでもかと水の技を繰り出すわけですが。まあ、そこは鬼滅にかかってる予算もすごいから成せるものでね。
 多くの映像会社が「水」を使った演出は勘弁してくれ、と言うわけですが、これから先は相当言われるかもしれませんなぁ。
 
 今、パチンコ業界は厳しい予算の中で台を作ってるわけで、メーカー様から「鬼滅みたいに」なんて言われたんじゃ、それでも映像会社は泣く泣く期間内に作るしかない、と。
 これがパチンコ業界で言う「キメハラ」になるんでしょうな。
 
 それでも、パチンコの映像には1台あたり億単位のお金がかかっていたりします。
 パチンコなんて極論すれば当たるかハズれるかという遊びなので、映像美なんてどうでもいいよって思うファンも大勢いらっしゃるでしょうが、そこは映像屋さんが苦労して作ってるということをお忘れなく。
 ステップアップの1段階だって、誰も見られないような確率のプレミアだって、映像会社さんの血と汗と涙が詰まっているのです。今後もありがたいと思いながらパチンコを楽しみましょうぞ。
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・ニューギン「Pあぶない刑事」
 
 個人的にはニューギンの西部警察が大好きだったので、この刑事シリーズをニューギンが手掛けてくれるのは嬉しいっすね。タカとユージがパチンコで見られるなんて、おじさん嬉しい。
 
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。