パチランブログ
先週から導入になった「Pルパン三世消されたルパン」ですが、わりかし好調で稼働も良いように見えますな。
正直、次郎はスペックも見て「こんな魅力のないスペック、しかも復刻台なんて誰が打つんだ?」と思っちゃったんですが、一般的には全然そんなことなかったみたいです。反省。
もちろん消されたルパン自体の面白さってのはあると思うんですが、あの台もタイマーを流行らせた歴史に名を残す名機とはいえ、今やタイマーの搭載なんて当たり前だし、そこまで特徴がある台ってほどでもないんで、復刻するからにはもっと尖ったスペックを……と思ってたんですが、実際はそうじゃなかったみたい。
今や2段階、上位ラッシュがあるスペックってのが当たり前になってきている中、正直感じているのは「確変が遠い」ってところ。
次郎は先日真牙狼2で4連続単発を喰らって今月のパチ軍資金に試合終了のホイッスルが鳴りましたが、とにかくパチンコの楽しい部分を味わうまでのハードルがどんどん高くなってきてる。真牙狼なんてラッシュ取れなければ2ラウンド、オマケのオマケ程度しか出玉をもらえず、あの「Regular Bonus」の文字の虚しさたるや、次郎の人生でも上位に食い込んできましたわ。
初当たりで1500発タイプのうしおととらやからくりサーカスならって思いますが、あれらは上位ラッシュ入れてからがスタートなわけで、到達できずに終わる未来しか見えない。まあ、だからこそリゼロに帰っていく人も多いんでしょう。
ちょいと脱線しましたが、そんな時代の流れに登場してきた消されたルパン、初当たりで83%と高い確率でラッシュ、つまり一番良い状態に入るってところが今の台にないところでウケてるのかなと思います。
さほどハードルも高くなく、100%突入の台よりはラッシュでの出玉感に期待できる。このくらいの良いあんばいの台って意外となかった穴場っすよね。
思えば旧消されたルパンも、ST機が全盛だった時代に下火になっていたループのバトルタイプスペックで隙間産業的に入り込み、もちろん演出完成度の高さもあって大ヒットとなりました。
今回の新消されたルパンがこれからどんな稼働になっていくのかはわかりませんけども、時代の流れの中で異彩を放つタイミングで登場する運命というか、なにか“持ってる”モノがあるのかもしれませんねぇ。
通常当たりを引けば出玉なしってのはツライですけども、安定感という面では海に次ぐポジションって感じで打ちやすさがあります。
この流れって、変則的なスペックが流行りだした中、ドシンプルなV-STでヒットを飛ばしたエヴァ15に似てる感覚。
まあ消されたルパンは復刻ですし、そこまでのヒットになるとは思いませんが、打ち手ってのは成功体験ってものをなるべく多く感じた台には「相性が良い」と、次も座りたくなるモンです。
そういう意味で、このルパンは想定していた以上に稼働するってこともなくはなさそうっすね。
さらにスペックが過激になっていくことが予想されるスマパチの時代。
爆発力ってのもヒット台には必要な部分ですけど、一方でしっかり安定感も感じられる台っていう目先を持った台が覇権を取っていくのかもしれませんな。
どのメーカーのどんな台が歴史に名を残すヒット台を生み出すのか、楽しみにしときましょ。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・JB「P大開王」
まーたJBがわけわからん新台を……と思ったんですが、突入時4500発オール1500発という怪物スペックで出るようです。名前からはどんな台か想像がつかん。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。