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こんにちは、メルマガの中の人兼ツイッターの中の人・Kです。
10月27日~11月9日は読書週間中、毎日1冊、おすすめの本を紹介中♪
今日から11月ということで、はじまりの日にふさわしい1冊を選びました。
▼すべてはここから始まった――
『悪ノ娘 黄のクロアテュール』
悪ノP(mothy)著
四六判/文庫版
◆特設サイト
【あらすじ】エヴィリオス地方の大国・ルシフェニア王国。広大なこの国を統治していたのは、わずか14歳の王女・リリアンヌだった。彼女はその絶対の権力を使い、民衆からありとあらゆるものを搾取し、逆らう者は誰であろうと容赦なく首をはねた。
そんな王女の傍らには、彼女と顔のよく似た召使が控えていた。彼の名はアレン。幼いころに死んだことにされていた、彼女の双子の弟である。
姉のわがままから始まった大きな戦争、その中で消えていく多くの命。残酷な選択を迫られたとき、少年は何を選ぶのだろうか――。そして、黄ノ国の終曲<クロアテュール>が始まる……。
ボカロ小説の第1弾作品として発刊されてから早6年。
読者に愛され続け、シリーズ累計100万部を突破した人気作の第1巻です。
楽曲では「無邪気でワガママなお姫様」という印象だったリリアンヌですが
小説では背景が描かれることによって、また別の一面が垣間見えたり。
どうして●●●●という選択をしたのか、楽曲ではわかりにくかった
アレンの心の変化が小説ではじっくり描かれていたり。
楽曲制作者である悪ノP氏のこだわりと想いがたっぷり詰まった1冊です!
▼中の人イチオシのシーン
「君を守る そのためならば
僕は、悪にだってなってやる」
原作楽曲のひとつ「悪ノ召使」の歌詞ともリンクしている名台詞。
本当は、もうひとつ、リンクしている台詞が切なくて大好きなのですが
盛大なネタバレになってしまうので、控えました…。
ヘタレと見せかけて、実は漢気溢れる彼のことを
応援したくならない人がいるだろうか? いや、いない。
1巻を読み終えて、大罪の器のことが気にならない人がいるだろうか? いや、いない。
以上、中の人・Kが、
読書週間におすすめの1冊⑥『悪ノ娘 黄のクロアテュール』を紹介しました♪