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【読書週間におすすめの1冊⑥】『悪ノ娘 黄のクロアテュール』
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【読書週間におすすめの1冊⑥】『悪ノ娘 黄のクロアテュール』

2016-11-01 17:00

    こんにちは、メルマガの中の人兼ツイッターの中の人・Kです。
    10月27日~11月9日は読書週間中、毎日1冊、おすすめの本を紹介中♪

    今日から11月ということで、はじまりの日にふさわしい1冊を選びました。


    すべてはここから始まった――

    悪ノ娘 黄のクロアテュール
    悪ノP(mothy)著
    四六判文庫版
    ◆特設サイト


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    【あらすじ】

    エヴィリオス地方の大国・ルシフェニア王国。広大なこの国を統治していたのは、わずか14歳の王女・リリアンヌだった。彼女はその絶対の権力を使い、民衆からありとあらゆるものを搾取し、逆らう者は誰であろうと容赦なく首をはねた。
    そんな王女の傍らには、彼女と顔のよく似た召使が控えていた。彼の名はアレン。幼いころに死んだことにされていた、彼女の双子の弟である。
    姉のわがままから始まった大きな戦争、その中で消えていく多くの命。残酷な選択を迫られたとき、少年は何を選ぶのだろうか――。

    そして、黄ノ国の終曲<クロアテュール>が始まる……。

     

    ボカロ小説の第1弾作品として発刊されてから早6年。
    読者に愛され続け、シリーズ累計100万部を突破した人気作の第1巻です。

    楽曲では「無邪気でワガママなお姫様」という印象だったリリアンヌですが
    小説では背景が描かれることによって、また別の一面が垣間見えたり。
    どうして●●●●という選択をしたのか、楽曲ではわかりにくかった
    アレンの心の変化が小説ではじっくり描かれていたり。

    楽曲制作者である悪ノP氏のこだわりと想いがたっぷり詰まった1冊です!


    ▼中の人イチオシのシーン

    君を守る そのためならば
     僕は、悪にだってなってやる


    原作楽曲のひとつ「悪ノ召使」の歌詞ともリンクしている名台詞。
    本当は、もうひとつ、リンクしている台詞が切なくて大好きなのですが
    盛大なネタバレになってしまうので、控えました…。

    ヘタレと見せかけて、実は漢気溢れる彼のことを
    応援したくならない人がいるだろうか? いや、いない。

    1巻を読み終えて、大罪の器のことが気にならない人がいるだろうか? いや、いない。

    ですので、どうかそのまま、
    色欲暴食嫉妬強欲
    フルコースでお楽しみください♪


    以上、中の人・Kが、
    読書週間におすすめの1冊⑥『悪ノ娘 黄のクロアテュール』を紹介しました♪

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