§3「9ポイントを抑えろ!」

 

4章の最後のセクションは、終盤の盗賊に関して。

断トツトップがいれば、間違えることはないのだが、ひしめき合う終盤に関しては、

展開の予想と絶妙な優劣の読み合いが大事。

 

自分が勝つ為に、最後まで最善の手を尽くすのだ!

 

 

    「カタンは確率のゲームであるが、盗賊の考え方は、確率よりも大切にすることがある」

 

これは、とても大事な考えなので、終盤に限らず是非知っておくと良い。

6,8よりも、2、12の方が圧倒的に確率は悪い。

しかし、もし9ポイントの者がいて、その者が2枚の手札を持っていて、かつその2枚は麦であることが明確な時、12が出ると鉄が3枚入る。

それが上がり目の場合は、12を迷いなく抑える。

という事だ。

ここまで極端に考えれば、

「確かに!」

と納得して頂ける方も多いが、実践ではここまで考えられていない人が多い。

「今、麦は入ったから、麦の6都市より、鉄の4都市方を止めますね!」

という場面をきっちりと作っていきたい。

 

初期配置では確率=数字重視の考えをするが、盗賊は、資源重視の考えをしていこう。

 

「カタンは確率のゲームであるが、盗賊の考え方は、確率よりも大切にすることがある」

 

    単独9ポイントがいれば、問答無用でそのプレイヤーを抑える。