【コンポーネント】


使用する宝石の数は7個ずつ。余りは使わない。


川ディスクの3マス目で紫(アメジスト)、4マス目で白(ダイヤ)、5マス目で黄色(琥珀)、6マス目で青(サファイア)、7マス目でピンク(ルビー)が手に入る。(ダイアグラム8)


 

【ゲームの目的】


いずれかのプレイヤーが、4つの同じ宝石を獲る・5つ全ての種類の宝石を獲る・7個の宝石を獲る(組み合わせ自由)。このうちどれか1つでもクリアをしたら勝利かつゲーム終了。


そのラウンドは最後まで行う。同時にゲーム終了条件を達したプレイヤーがいた場合、宝石の数が多いプレイヤーの勝利とする。それでも決着がつかなければ、先に終了条件を達成したプレイヤーの勝利とする。


 

【ゲームの流れ】


    パドルカードを出す。


各プレイヤーは、秘密裏にパドルカードを指定の位置に出し伏せる。パドルカードは1~6までの数字・雲カードから選ぶ。一度選んだカードは捨て札になり、次ターンには選べない。7ラウンド終了後に全てのカードが回収され、次のラウンドが行われる。


    スタートプレイヤーから順にパドルカードを公開し、その処理を行う。


パドルカードはそのラウンドのもののみが公開情報であり、毎回上に重ねて置かれる。


    ナイアガラの川が流れる。


 

【カヌーの動かし方】


・2隻のカヌーが陸にいる場合は、1隻のみしか動かすことができない。


・2隻とも川の中にカヌーがいる場合は、必ず2隻とも動かさなければならない。


・1隻陸にいて、1隻川にいる場合は、川にいるカヌーは動かさなければならず、陸にいるカヌーは自身の判断で動かすか動かさないかを決められます。


・自分のカヌーしか動かすことができない。


・川ディスクへの移動は、1ターンで、上流・下流の1方向にしか進めない。(往復はできない。)


2又に分かれている川を下る場合は、どちらに進むかはプレイヤーが決められる。但し、登る場合は、方向が決まっている。(2又でUターンはできない。)


・移動コストは、自身が出したパドルカードの数。これは、使いきらなければならず、その数を余らせてターンを終えることは、基本的にできない。


・カヌーを川に入れる、または川から陸に上げるのには1コストかかる。


・カヌーを川から陸に上げた時のみ、移動コストを余らせてターンを終えることができる。


・陸に上げたカヌーを、そのターンで再度川に入れることはできない。


・カヌー2隻を動かさなければならない場合、移動コストはどちらにも適用される。(分配される訳ではない。)


 

・宝石の獲得・または降ろすのには2コストがかかる。


・宝石は1つしかカヌーに載せられない。


・宝石の獲得は、カヌーを動かす前か、動かし終えた後にしかできない。


・どの宝石を獲得するか?載せるか?などはプレイヤーが決められる。


・降ろす宝石は、必ずしも元と同じ色の場所に置かなくてもよい。(ダイアグラム9b)


・移動コストがあれば降ろした後、別の宝石を獲得することができるが、同じ宝石スペースでのみ。


・降ろした宝石を、そのターンに獲得することはできない。


・獲得した宝石は、全プレイヤーに公開情報である。


 

※ダイアグラム2→茶色のプレイヤーは1隻しか動かせない。黄・赤は川のカヌーは動かさなければならなず、陸のカヌーは選んで決めます。青は2隻とも動かさなければならない。緑は雲カードを出した為動かさせない。


※ダイアグラム3→黄色のプレイヤーは、4のカードを出した。空のカヌーを下らせ、青の宝石を獲得した。ピンクの宝石が載っっているカヌーは4マス登らせた。


※ダイアグラム7→3を出したので、宝石が積んであるカヌーを陸に上げた。移動コストが余るがこの場合はOK。しかし、川に入る時は余らせてはいけない。


 

【雲カード】


雲カードを出したプレイヤーは、天候を変えなければならない。端にタイルがある場合は、一方向にしか動かせない。


※ダイアグラム4a青のプレイヤーはどちらの方向にも天候を変えられる。


※ダイアグラム4b緑のプレイヤーは+1の方向にしか変えられない。


 

【川の流れ】


全てのプレイヤーの手番が終了した後、ナイアガラの川が流れる。


川のスピードは、その手番で全てのプレイヤーが出したカードの中で最小の数+天候。


これには雲は除外されるが、もし全員が雲を出した場合は、その最小の数字は0となる。


スピードが0または、-1になった場合、川の流れは起こらない。


2又に分かれている部分は、毎ターン、左側から交互に川の流れの処理を行っていく。(スピード5ならば、左・右・左・右・左の順。)


 

※ダイアグラム5→最小の数字は2で、天候が+2の為、スピードは4である。


※ダイアグラム6ab→Aの部分にディスクを置き、川を流す。


 

【ラウンドの終了】


川の流れの処理が終わったら、スタP駒を次の番手に移動させて次のラウンドを開始する。


7ラウンドが終わったら、捨て札のカードを回収し、プレイヤーに戻して次のラウンドを開始する。


 

 

【宝石の強奪】


条件を満たせば他のプレイヤーの宝石を盗むことができる。


・自身の空のカヌーが空きである。


・そのカヌーを登らせて、宝石を載せている他のプレイヤーと同じマスにちょうど止まる。


・相手の宝石を移動コスト0で獲得できる。


・複数の相手プレイヤ-がいた場合は、盗むプレイヤーがどちらかを選ぶ。


・自分のプレイヤーの宝石は盗めない。


※ダイアグラム10→黄色は、5コストで、まず紫の宝石を載せているカヌーから宝石を降ろし、その後3コストで移動。緑のプレイヤーから青の宝石を盗む。また、空のカヌーを5コストで移動し、茶色か青のプレイヤーどちらかからの宝石を盗む。


 

【滝つぼに落ちる】


川の流れにより、滝つぼに落とされたカヌーは、宝石ごといったんはゲームから除外される。


自分のターンの開始前に、任意の宝石を1払うことで、新たなカヌーを買うことができる。この時は除外されたカヌーを使用するが、もともと積んでいた宝石は返ってこない。


もし2つのカヌーが除外された場合は、必ず1つは買わなければならない。宝石があれば2つとも買うこともできる。


もし、2つのカヌーが除外され、宝石も手元に1つもない場合は、無料で1つのカヌーが手に入る。


新しく購入したカヌーは、最初のボード置き場に戻す。


支払われた宝石は、その色に対応する元の場所に即時返される。


購入は、自分のターンの開始前にしか買えない。



 

【ラウンドの流れサマリー】


    パドルカードをセットする。


 

    スタPから順にカードの公開。


○カヌーの購入(カヌーが2未満の場合)


○カヌーの移動


・川にいるカヌーは移動コストを余らせてはダメ。


陸にいるカヌーは動かさなくてもよい。


川から陸に移動させた時は余らせてもOK。


・宝石の積み降ろしには各2コスト。


 移動の前か後にしかできない。


 1つしか積めない。


・宝石を降ろした後、積むこともできる。


 違う宝石である


 同じ宝石スペースでのみ。


・宝石を運ぶ。


 陸に上げればコスト0で宝石を獲得できる。(陸に上げるのには1コストかかる)


 集めた宝石は全プレイヤーに公開情報。


宝石の強奪


 川を登っている空のカヌーのみ可能。


 宝石を載せている相手プレイヤーのカヌーのマスに調度止まる。


○天候の変更


 

    川の流れ


川のスピードは最小の数字+天候


 川タイルをスライドさせる。


 分岐は左から順に交互にカウント。


 滝つぼに落ちたカヌーはゲームから除外。


 

    ターン終了。スタPの移動。


 

勝利条件:4つの同じ宝石を獲る・5つ全ての種類の宝石を獲る・7個の宝石を獲る。



投稿者:社団法人ボードゲーム カタン池袋リーグ しんちゃん;岩田会長
http://boardgame.or.jp/