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ディプロマシーをやりたい(やらない)
この記事はユーザーブロマガで書いた奴を移植したやつです。
ディプロマシーやるぞ!ってわけではないです。いやまぁディプロマシーやりたいけどさ。ディプロマシーとは
7人のプレイヤーが第一次世界大戦前の緊張した関係にあるヨーロッパ列強7ヶ国をそれぞれ担当し、ヨーロッパの覇権を巡って争う戦略ボードゲームである。
このゲームの勝敗に運の要素は全く絡みません。唯一、運の要素が入り得るのは、担当国を決めるときだけです。プレイヤーは「いかにして他国の信頼を得るか」「いつ同盟を裏切るか」といった駆け引き・策略・外交センスを駆使して欧州一を目指します。
ディプロマシーのマップの初期配置各色が各国の本国となる。黒点は補給拠点簡単に言えばコマを動かして領土を拡げていくだけです。ですがこのゲーム、コマ(ユニット)の強さは全て1です。ロシア陸軍も、イギリス海軍も、イタリア陸軍も、コマ1つなら同じ強さです。そして同じ強さが衝突しても引き分けとなります。将棋やチェスとは違います。
ではどうすれば勝てるかと言うと、自国あるいは第三国の別ユニットに攻撃を支援して貰います。1ユニットから支援されると、支援されたユニットは強さ2となり、強さ1のユニットに勝てるようになります。ここでプレイヤーの外交力が試されるわけです。第三国とは言え、覇権を握るためにはいずれ戦わなければならない相手と、一時的に協力するわけですから。「勝てば官軍」
「勝者だけが正義だ」
「外交なら任せろ」
「私の権謀術数を味わうが良い」
「貴公の首は柱に吊されるのがお似合いだ」
「仲良くしようね☆(死ね」
という人達にオススメです。
「裏切られた(´・ω・`)もういやだお(´・ω・`)」
という人にはオススメしません。裏切って、裏切られて、その果ての勝利をつかむのがディプロマシーです。でも終わったら仲良くしましょう。勝利条件
基本的には、34ある補給拠点の1つを国力1とカウントし、国力18になった国の勝利です。プレイヤー同士の合意、あるいはGM(ゲームマスター)権限による停戦も可能です。いずれの場合も国力によって順位を決定します。
進行
ゲームは1901年の春から始まり、春→秋→春と繰り返します。春ターンでは、外交→命令→実行→撤退の4フェーズ、秋ターンでは撤退の後に調整フェーズが入ります。
外交フェーズ
ディプロマシーの肝となるフェーズです。なんといってもディプロマシー=外交ですので。
プレイヤーは自由に外交を行います。しなくても構いません。外交内容はオープンでもクローズでも構いません。二カ国間でも三カ国間でも何カ国間でも構いませんし、内容は自由です。自由です。
「あの国攻めたいから手伝って。あの国落ちるまでは攻めないし、何かあれば守るから」
「ちょっと一緒にあの国滅ぼそうよ、あっちの国にも手伝って貰ってさ」
「こっちの方に攻めてるからこっち来ないでね。代わりにそっちの国攻めるなら手伝うよ」
などなど。そしてこのゲームの素晴らしくかつ醜い所は、これらの約定を守っても破っても構わないということ。もちろん嘘をついても構いませんし、非難したり脅迫したりしても構いません。
「あの国がきみのとこを攻めるの手伝ってって言ってきたけど、ちょっと一緒にあの国潰さない?」
「我が方に攻め入れば無慈悲な殲滅的打撃を加えることとなる。分かっているな」
「あの国に裏切られた!みんなであの裏切り者を滅ぼそう!」
「あの国攻めたいからちょっと手伝ってくれない?」←実は嘘
『いいよ!ぼくこっち攻めてるね』←これも実は嘘
もうどれが本当か分からなくなりますね!これがディプロマシーです!!
なお、外交フェーズ以外ではプレイヤー間の外交は一切禁止です。命令フェーズ
外交が終わったらユニットに対する命令書を書きます。命令書の書式は
命令を与えるユニット 命令内容 対象
となっておりますが、意味が一意に定まればこれに従う必要はありません。命令書は命令フェーズ中に全て書き、GMに渡します。
命令を与えるユニット
陸軍はA(Army)、海軍はF(Fleet)で、続けて現在の場所を書きます。例のどちらでも構いませんし、一意に定まれば何でも良いです。
例: A ロンドン
ナポリの海軍命令内容と対象
命令は1.待機 2.移動 3.支援 4.輸送(海軍のみ)の4つがあります。
1.待機 H(ホールド)
ユニットをその場で待機させます。守備表示みたいなもんです。命令を与えていないユニットは全て待機となります。下のどちらの例でも構いませんし、一意に定まれば他の記述でも構いません。
例: A ロンドン H
ナポリの海軍をホールド2.移動 M(ムーブ)
ユニットを指定した場所へ移動させます。やはり下のどちらの例でも構いませんし、他の記述でも構いません。場所は内陸地域(海に接していない)、沿岸地域(海に接している)、海上地域の3種類があり、陸軍は内陸と沿岸、海軍は沿岸と海上を移動出来ます。陸海共に、移動出来るのは隣接した地域のみです。ただし陸軍は陸上の境界線で、海軍は海上の境界線で隣接している必要があります。
例: A パリ M ブルゴーニュ
ワルシャワのをウクライナへ3.支援 S(サポート)
ユニットに別のユニットを支援させます。例の上が待機・支援・輸送支援で、下が移動支援です。いずれの場合も支援を受けたユニットの強さはそのターンのみ+1されます。外交によって別の国を支援する場合も書式は変わりません。
例: A ブルガリア S F エーゲ海
(ブルガリアの陸軍はサポートせよ、エーゲ海の海軍の待機・支援・輸送を)
A ブルガリア S F エーゲ海 M ギリシャ
(ブルガリアの陸軍はサポートせよ、エーゲ海の海軍のギリシャへの移動を)
ブルガリアの陸軍はエーゲ海の海軍を支援4.輸送 C(Convoy)
海軍ユニットを橋代わりに、陸軍ユニットを移動させます。海軍ユニットのみが実行できます。複数の海上地域(沿岸地域は含まない)をまたぎ一気に輸送することも可能です。外交によって別の国の陸軍ユニットの輸送を手伝うことも可能です。輸送だけ少しややこしく、陸軍の移動命令と、海軍の輸送命令が必要です。他国に手伝ってもらう場合は出発地と目的地を伝えましょう。
例: イギリスの命令
A ロンドン → チュニス
(ロンドンの陸軍をチュニスへ)
F イギリス海峡 C A ロンドン-チュニス
(イギリス海峡の海軍は、ロンドン陸軍をチュニスへ輸送)
F 中大西洋 C A ロンドンチュニス
(中大西洋の海軍はロンドン陸軍をチュニスへ輸送)
フランスの命令
F 西地中海 C A ロンドンチュニス
(西地中海の海軍はロンドン陸軍をチュニスへ輸送)実行フェーズ
命令書は全て同時に実行されます。移動先にユニットが居ない、あるいは移動先にいるユニットまたは同じ移動先に移動してくるユニットよりも(支援によって)強ければ、移動が成功します。強さが下回れば移動失敗、同じ強さであればスタンドオフとなり移動失敗です。
支援命令を受けているユニットに対して、他国ユニットの移動があると、その成否に関わらず支援カットが起き、支援の効果は無くなります。もちろん移動してきたユニットの強さが上回っていれば、支援命令を実行していたユニットは撃退されます。支援命令を実行しているユニットに対して支援するユニットがあれば、他の場合と同様に支援された強さになります。
実行フェーズはここに書くには長すぎる程のパターンがあるため、詳しくは日本語訳されたルールを読んで下さい。ルールの方だと2.命令書記入フェーズに、各命令と特殊な状況について書かれています。プレイする人は必ず読んでください。
撤退フェーズ
撃退されたユニットを撤退させます。撃退されたユニットはこのフェーズまで放置しておきます。
撤退は命令フェーズと同様に撤退命令を書き、GMに渡します。全ての撤退命令は同時に開示され実行されます。当然このとき外交は出来ません。
撃退されたユニットは次の4つ全ての条件に従い、別の地域に撤退させます。
・他のユニットおよび他の国が所有していない地域
・通常移動出来る隣接した地域
・攻撃してきたユニットが元々居た地域以外
・そのターンにスタンドオフが発生した地域以外
撤退可能な地域が無ければ、そのユニットはマップ上から取り除かれます。2つ以上のユニットが同じ地域への撤退を命令された場合は、その全てのユニットが取り除かれます。秋ターンではこのあとに調整フェーズが入ります。
調整フェーズ
全てのプレイヤーは保有する補給拠点の数とユニットの数が一致するように、ユニットを設置もしくは解体します。ただしユニットを設置出来るのは本国(ゲーム開始時に所有していた地域)のみです。ユニットの設置・解体命令もGMに渡し、全て同時に開示実行されます。なお、ユニットの増設権利のみ、棄権することが出来ます。
調整フェーズが終わったら、次の年の春ターンが来ます。 -
年を取る2019 #chぽずまが
不思議なことに今年も8/22が誕生日です。ぼくを好いてくれている人はめっきり減りましたが、数人居ることは承知しています。未だに好きでいてくれてありがとう。誕生日と聞いて祝ってくれる人もありがとう。欲しいものはこちらです。
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1JNYV97GT609T?ref_=wl_share誕生日というのは不思議なもので、本人が意識してその日に生まれたわけではないと思うんですよね。でもお祝いされる。生まれたその日に頑張ったのは主にお母さんですから、どちらかといえばお母さんにありがとうの日なのではないでしょうか。ある意味母の日。ぼくは気恥ずかしくて言えませんし、もし言えば何事かと余計な心配をさせかねないので、やはり言えないのです。
誕生日になぜ祝われるのかを少し考えてみます。どんなときに人を祝いますか? 試験に合格したとき、結婚したとき、新記録を出したとき、優勝したとき……。総じて、難しい何かを突破したときに祝います。これには異論はないと思います。では誕生日とは、どんな難しいものを突破するのでしょうか。
誕生日に乗り越えるものといえば年齢です。誕生日前日を以てそれまでの年齢を満了し、新たな年齢になります。つまり0歳児は0歳の1年を無事乗り越えて1歳になるのです。何を当たり前のことを、と仰るかもしれませんが、生きるということは多くの危険に対応していくということです。立ち向かうこともあれば、逃げることもあるでしょう。その積み重ねの一つの区切りが誕生日であり、誕生日にはその人が今日まで色んな危険を乗り越え、生きてきたことをお祝いしている、というのはどうでしょう。もし過去に別のことを言っていたら、今はこう思っています。だから誕生日を誰にも祝われないというのは寂しいものですし、不特定の誰かを祝うというのも本来の目的からは逸れていると思います。最近喜怒哀楽なできごとが立て続けに来ており、ついにはツイートが減るほどにリソースが足りません。主な原因は仕事ですが、ここで書いてもね。しかたないね。どうにかして乗り越えていきます。
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思ったことを書く試み20190506
前振り
この記事は記事公開時点で有料会員で居てくれている方に向けて書く。いまだ有料会員で居てくれるなんて、まさに優良会員(おもしろい)。
今回のこの記事がどういう記事かと言うと、ぼくの愚痴なのかもしれないし、チラシの裏なのかもしれない。とにかく全く以て読者諸賢の皆々様には何の利益も無い記事になるであろうことは、書き始める今の時点で既に明白なのだ。
それでもおぅ読んでやろうじゃねぇかと、蓼を召し上がる虫のような物好きや、こんだけ前振りするってことは重い話やろ慰めたろというような気は優しくて力持ちなお人は、どうぞ読み進めていただければ、ぼくも記事を書いた甲斐があったというもの。もっとも、この部分を書いてる時点では、本文は何一つ書いていないのだが。さて、参るか。
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