それはもちろんすばらしいことなのだが、技術が発展すればするほど、昔からあるものにロマンを感じてしまうのもまた事実。デジタルカメラには出せない“あの味”が好きでフィルムカメラを使っている方も多いと思う。
そんなフィルム派のみなさんに、クラウドファンディング・Kickstarterに登場したインスタントカメラ「Jollylook」を紹介したい。
https://ksr-video.imgix.net/projects/2778019/video-741577-h264_high.mp4
「Jollylook」の最大の特徴は、ボディが段ボールのみでつくられていることだ。クラシックで高級感のある見た目だが、通常のカメラと比べると制作コストは少ないため、だれでも気軽に手に入れられる。
また、電源を必要としないので、バッテリーを気にせず、いつでもどこでも何度でも撮影することができるのだ。
とはいえスペックはなかなかのものだ。明るさ・ボケ具合を調節するf値は8〜64から選択でき、シャッタースピードは1/250、1/160から選ぶオートモードと、自由にコントロールできるマニュアルモードがある。ポートレートから風景まで、幅広く撮影可能だ。
さらに二重露光撮影もできるので、かなり楽しめそうだ。
ボディが段ボールであるため、持ち運ぶ時はコンパクトに折り畳むことができる。そのままカバンに入れられるので楽チンだ。
使用フィルムはFUJIFILMのInstax miniで、いわゆる“チェキ”のフィルムと同じもの。Amazonからでも購入できるので、フィルム切れの心配はない。
Kickstarterでは目標額の10倍以上に出資が集まっており、製品化が決定している。執筆時点での最安プランだと、1つ38USドルから入手可能だ。
気になった方はプロダクトページをチェックしてみてほしい。
Jollylook [Kickstarter]