• このエントリーをはてなブックマークに追加
英デザイナーが日本のコーヒー文化にインスパイアされ制作した家具
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

英デザイナーが日本のコーヒー文化にインスパイアされ制作した家具

2017-02-27 10:30
    普段気にしていない光景も、見方が変わると、その動き自体に「美しさ」を発見できるのではないだろうか。

    2016年に2ヶ月間日本に滞在したというイギリスの家具デザイナーHugh Millerさんは、日本の伝統工芸やコーヒー文化に魅せられて、家具コレクション「The Coffee Ceremony」を制作した。

    コーヒーを作るための一連の流れが、この家具コレクションに詰め込まれている。


    こちらは「Coffee Table no.2」。

    ポットを置く所は金属の棒が突き出ていて、カップや粉を収納できる引き出し式のトレイが付いている。



    この家具を使用すれば、実に贅沢な「コーヒーの時間」を楽しむことができるだろう。


    日本らしさと西洋らしさを掛け合わせたようなデザインの「Coffee Cart no.1.」。

    脚の部分には日本の木工技術が使われていたり、写真の中で使用されているカップは日本の陶芸家・福岡彩子さんのものだ。

    カップを受けるネットとして使われている竹細工は、竹工芸家・佐川岳彦さんの作。


    小物も一連の作品だ。

    コーヒーを淹れる作業というものは、無駄がなく、一連の動きが確かに美しいのかもしれない。

    あたりまえのように見ている光景も、家具デザイナーでもあり、職人でもあるHugeさんの感性を通ると、こんな形になるのだなぁ。帰国後すぐに制作し完成させた彼の情熱を感じながら、この家具たちを使ってみたい。

    The Coffee Ceremony [Hugh Miller
    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2017/02/374653/
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。