人気連載「マイ定番スタイル」では、無印良品、IKEAなどに代表される親しみやすいブランドのアイテム、シンプルなデザインの定番モノを、オリジナルのスタイルで住空間に取り入れるコツを紹介。今回はVol.56。

ホームセンター・カインズで見つけた、小さなボトルのペンキ。「ホワイティカラーズ ミニ」は、弁当につけるソース瓶のような小ささだ。100円(税込み)で、写真に写っている以外にも色数が沢山ある。

この小ささなら、ちょっとした家具の修復にもいいし、低価格なので試しにいくつか買ってみることもできる。内容量は5gで、ハガキ1枚分くらいが塗れる量。

今回は、DIYアドバイザーである私が、このペンキを修復目的ではなく、2つの作品作りに活用してみた。

『カインズのホワイティカラーズ ミニを、ビスキャップに塗ってみた』

ビスの頭を隠す、ビスキャップに塗ってみる。カラーボックスのビスもこれで隠すとちょっとしたアクセントになるし、オリジナリティが出る。

『カインズのホワイティカラーズ ミニで、プランターカバーをDIY』

次に、12枚の板を組み合わせたプランターカバーをDIYしてみた。

材料

ホワイティカラーズ ミニ(数本)
・杉板(厚み0.9cm、3cm×9.9cmの板12枚、9cm×9cmのものを1枚)
・釘
・金槌
・タッカー
・スポンジもしくは古い歯ブラシ
・木工用ボンド

作り方

STEP1

杉板をカットし、「ホワイティカラーズ ミニ」のペンキを塗る。ペンキは振って混ぜ合わせてから塗る。混ぜにくい時は水、数滴で薄める。直接板にペンキを出して、スポンジもしくは古い歯ブラシで塗り広げる。

STEP2

組み立てる。まず3枚の板を写真のように真ん中の板だけずらして組み合わせ、ボンドで張り合わせる。このとき板を立ててはめると綺麗に作れる。これを4つ作る。ボンドで貼り合わせる時は、1分間手で強く押さえる。

STEP3

タッカーでさらに固定する。タッカーはホチキスのようなもので、安いものだと300円程度で買える。

STEP4

作った即板と底とをパズルのように組み合わせ、接地面をボンドで貼り合わせる。

STEP5

さらに補強として、釘を打つ。小さいものでOK。底板と即板は釘でもタッカーでもよい。

鉢カバーのでき上がり。3〜3.5号の鉢にぴったりなものが完成した。

これでもまだペンキは半分以上余っているが、このサイズなら保管場所もとらないし、飾ってもかわいい。

家具や壁の補修としても、色をお試しで買うのにも、このサイズ感は嬉しい。色の豊富さはカインズでチェック。

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