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昔ながらのもんぺを現代風にアレンジ。久留米絣の生地を用いて日常着に
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昔ながらのもんぺを現代風にアレンジ。久留米絣の生地を用いて日常着に

2017-06-18 10:30
    昔の農作業着というイメージが強い「もんぺ」。

    久留米絣の産地でもある筑後地方で、アンテナショップを営みながら「作り手」と「使い手」をつなぐ活動を行う「うなぎの寝床」が、もんぺを現代風にアレンジ。

    日本のジーンズと謳う、「MONPE」とはどんなものだろう。

    もんぺをみんなの日常着に

    ある時期の昭和の映像や写真を見ると、かなり多くの人(特に女性)が履いているのではと思うほど、昔の服装として「もんぺ姿」はなじみ深い。1942年に厚生労働省が発表した婦人標準服という規格で、「もんぺ」は活動衣として指定され全国に広まったのだそうだ。

    筑後地方は久留米絣の伝統工芸が今でも残る場所。昔からもんぺの生地も織られていた。そんな筑後地方を拠点とする「うなぎの寝床」は、今の時代でも履けるのではないかと、久留米絣の生地を用いた現代版もんぺの開発を2011年からスタート。

    発想の元は「ジーンズ」。鉱山で採掘を行う鉱夫のワークパンツだったものが日常着へと浸透していったジーンズのように、農作業着だったもんぺも現代の日常着に変化するのではないかと考えた。

    「MONPE」の特徴

    世代問わずみんなが履きやすいように、現代風に生まれ変わった「MONPE」の特徴を見てみよう。

    現代にマッチした生地

    筑後の他、久留米、八女、広川などで発展してきた久留米絣。古典的なものから現代的なものまで、模様は幅広く存在する。またその作り方に関しても工房によって特徴があり、藍染め手織りから機械織りの化学染料染めまでさまざま。

    「MONPE」が採用しているのは、「機械織り科学染め」の生地。もちろん藍染め手織りの生地は良いものだが、日常着にするにはコストがかかり過ぎる。誰でも気軽に購入できる価格にするため、機械織りを選択している。

    また化学染料を採用することで、現代のファッションに取り入れやすい色や柄のバリエーションを可能にした。

    見た目よし、履き心地よし

    昔ながらのもんぺはゆったりとしたイメージだが、現代版の「MONPE」は腰回りをすっきり細身に。吸水性がよく、乾きも早いため、これからの季節にもぴったりだ。

    デザインの種類が豊富

    MONPEは無地から柄まで、非常に種類が豊富。選ぶ過程も楽しそうだ。一部を見てみよう。

    Gap Stripe / ずらしストライプ


    ズレが特徴的な、足長効果も期待できそうなストライプ。

    Color : ブラック・ブルー・ベージュ・ グレー
    Material : 綿100%
    Size : S / M / L
    Price : ¥12,000(税抜) Cross Pattern / 十字模様


    左右非対称のアンバランス感が惹きつけられる、十字模様。

    Color : ブラック・グレー
    Material : 綿100%
    Size : S / M / L
    Price : ¥11,000(税抜) Muji Basic / 無地 基本色


    「いつものパンツ」にしたくなるようなシンプルな無地デザイン。

    Color : ベージュ・ブルー・ブラック・グレー・レッド・グリーン
    Material : 綿100%
    Size : S / M / L
    Price : ¥10,000(税抜)

    MONPEのサイトでは、旅スタイルや農業スタイルなど、シチュエーションごとのスタイリングも紹介している。キャンプやフェスファッションにも良さそうだ。


    作業着からおしゃれ着まで、いつも履きたいパンツに進化した日本のジーンズ「MONPE」は、うなぎの寝床の通販サイトから購入できる。この夏の一本にいかがだろうか。

    MONPE]、[うなぎの寝床
    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2017/06/388296/
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