2人の有名建築家ピエール・ヨルゲ・ゴンザレスとユーディト・ハースが、貨物コンテナをウォークインスペース「ビルケンシュトック・ボックス」として変身させ、世界各国にいるビルケンシュトックのパートナーリテーラーを巡回する、というのがこのプロジェクト。
最初のロケーションとなった、ベルリンにあるセレクトショップ「アンドレアス・ムルクディス」で7月6日にローンチイベントが開催され、このツアーがスタートした。
この試みの最大の魅力が、移動先ごとにビルケンシュトック・ボックスが様々な顔を見せていくことだ。
「ビルケンシュトック・ボックス」は空のスペースとして提供され、それぞれの場所の建築家やデザイナーの手によってカスタムデザインされる。地域によって変化する内装で、アーティスト・ショップ・客が交流できるスペースとして生まれ変わるのだ。
「ビルケンシュトック・ボックス」は、あるアングルから見ると光を反射し、別のアングルから見ると中が透けて見えるというデザイン。
切り込みやガラスパネルなどを巧みに取り入れ、自然光が内部に差し込むようになっている。自然光と照明の光の組み合わせや、太陽の動きで変化する光の入り方などが楽しめる「光の箱」として生まれ変わり、どんなデザインも際立たせてくれるだろう。
第一弾となったムルクディスでは、ビルケンシュトックのアイコンでありトレードマークのついたフットベッドと共に、ソール部分に使用されているサスティナブルな素材であるコルクを中心にまとめられたナチュラルな印象のインテリアがお目見え。
今後登場していくデザインにも期待大だ。
ビルケンシュトック・ボックス [Birkenstock Japan]