人気連載「マイ定番スタイル」では、無印良品、IKEAなどに代表される親しみやすいブランドのアイテム、シンプルなデザインの定番モノを、オリジナルのスタイルで住空間に取り入れるコツを紹介。今回はVol.59。

渋谷か吉祥寺で、定期的に無印良品に通っている人はすでにご存知かもしれない。無印良品では、渋谷店と吉祥寺店の2店舗でのみ、ラベルシール作成のサービスを行なっている。

渋谷店でずっと存在は知っていたものの、使ったことはなかった。というのも渋谷店にあるこのサービスは、1Fの開けた場所に置いてある。それも操作するパソコンは1台のみ。他人の視線を気にしながら「ラベルを作る」ということが、恥ずかしかった。自意識が、邪魔をしていたのだ。

しかし意を決して活用してみるとそこまで敷居の高いものではなく、むしろ簡単だからすぐ立ち去ることができるし、このラベルは便利だということが分かった。

衣装ケースや棚にちゃんと整理している人は全く問題ないが、僕のような粗忽な人間はすぐ忘れてしまうので、それぞれのケースや棚の中に何が入っているかわかるようにしたい。

ネームプレートでもいいが、字が汚い等の問題がある自分としては、ラベルシールが最適。そして無印良品の「MUJI YOURSELFラベル」が良いのは、不要な情報を可能な限り削ぎ落した、シンプルデザイン。シンプルでありつつ、ひと目でそのアイテムが何かがわかる。

透明なのでどこに張っても使用しやすいし、かなり多くのバリエーションがある。

店舗(渋谷店か吉祥寺店)で、専用の端末でデザインを選択、プリント。プリントがし終わった後にレシートをレジまで持っていくだけでOK。

それぞれ税込価格で、

・小サイズ(45×15mm) 10円/1枚
・中サイズ(45×45mm) 30円/1枚
・大サイズ(90×45mm) 50円/1枚

と安く、つい何枚も印刷してしまう価格帯。ちなみに一番上の写真は全て中サイズで、8枚購入しても税込240円だ。

今回はとりあえず、必要そうなラベルを購入してみた。

よく部屋から姿を消してしまう、細かいケースに使用するアイテムたち。

さすがに鍋の場所はわかるが、キッチンの戸棚空間の野暮さを消すアイテムとして購入。そしてティーバッグは、たまにしか出さないのですぐいなくなる。

タンスの奥の方に入れておくようなものも念のため。扇風機は今シーズンもう出しているので、夏が終わったら張る予定だ。

とにかくラベルの種類が多く安いので、自宅の収納スペースに合わせたモノを作成してみてはどうだろうか。

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