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ガーデンと広いキッチン付きアパートで暮らす、料理と古きよきものを愛するカップル(イギリス・ロンドン)|みんなの部屋
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ガーデンと広いキッチン付きアパートで暮らす、料理と古きよきものを愛するカップル(イギリス・ロンドン)|みんなの部屋

2017-11-06 06:00
    人気連載「みんなの部屋」vol.95。部屋づくりのアイディア、お気に入りの家具やアイテムなどの紹介を通して、リアルでさまざまな「暮らしの在り方」にフォーカスする。

    美しい丘の上からロンドンを一望でき、数々の大規模なイベントが開催される場所として有名な、ロンドン北部のアレクサンドラパレス。このエリアを愛するフレンドリーな人が多く暮らす住宅街に、不動産会社に勤める中村美玲さんと、俳優兼舞台監督として活動するサム・コンウェイさんのお宅がある。

    名前:中村美玲さん サム・コンウェイさん
    職業:不動産関係(玲さん) 俳優兼舞台監督(サムさん)
    場所:イギリス・ロンドン
    面積:67平米
    家賃:1,100ポンド(約16万5,000円)
    築年数:約100年

    お気に入りの場所

    リビング

    座り心地がよく、ゲスト用ベッドにもなるソファ

    リビングでは、天井の大きな照明は点けず、ランプなどの間接照明を灯して2人でリラックスして過ごす。家具類はすべて中古のものだが、アンティークの古きよきものが好みの2人にとっては、大家さんの準備してくれたアイテムに大満足とのこと。

    イギリスでは多くの賃貸物件が家具付きで、大家さんの趣味でデコレーションされていることも多い。けれど、美玲さんとサムさんが初めて物件見学に来た時には家具類がまだ揃っていなかったそうで、親切な大家さんは2人の好みを聞いてから、家具を用意してくれたのだそう。

    広々したガーデン


    ロンドンの喧騒を忘れさせてくれるガーデン。ここでお茶をしたり、食事を楽しむことも。夏には、大のバーベキュー好きなサムさん主催のバーベキューパーティがしばしば開催されているらしい。

    ガーデンには、料理好きな2人が料理に使うハーブ類も大切に育てられている。

    2人で料理を楽しむキッチン

    美玲さんもサムさんもキッチンに立つことが大好き。この家に引っ越す前はシェアフラットに暮らしていた2人。広くて大きなキッチンを2人だけで使えることがとても嬉しいそう。

    この部屋に決めた理由

    以前、7人のシェアフラットで暮らしていた2人は、他の住人の騒音に悩まされることも多く、シェアスペースを使う時に気を使ったりと、ストレスも多かったという。2人暮らしをするために10軒以上の物件を見て決めたのが、大きなガーデンと広いキッチンが魅力的なこの物件だった。

    1階に美玲さんとサムさん、2階に2人の子どもを持つ大家さん家族が暮らす一軒家なのだが、うるさいと感じたことは一度もない。その上、プロのバイオリニストである大家さんの美しいバイオリンの音色を楽しめるオプション付き!

    残念なところ

    住まいが1階部分であるということ、そして床が板張りで冷えるのが難点。「冬の暖房代がちょっと心配……」と語る美玲さん。今年の冬には、木を使って部屋を温める暖炉を使ってみるのを楽しみにしているそう。

    お気に入りのアイテム

    Cookworksの電子ケトル

    大容量で、かつ実用的でありながら、クリーム色のかわいいデザインの電子ケトルは美玲さんのお気に入り。日本ではなかなかお目にかからない、ころんとした丸いフォルムが素敵。

    世界中から集めたお面

    旅行先や仕事で海外に出かけた際に、お面を買うのが好きなのだというサムさん。日本の能面もいつの日か手に入れたいと考えているそう。

    チャリティショップで見つけた逸品たち


    イギリスでは、市民から寄付されたあらゆる不用品を販売し、売り上げがチャリティ団体に寄付されるという仕組みが整った「チャリティショップ」と呼ばれる店が多く存在する。

    イギリスらしい“ものを大切にする”気持ちが詰まったチャリティショップが大好きな2人は、部屋のデコレーションアイテムをここで手に入れることもしばしば。アイテムはベッドルームやリビングルームに素敵に飾られている。

    ひいおばあさんから受け継いだアンティークチェア

    サムさんの父方のひいおばあさんが使っていたチェア。かなりの年代物ではあるものの、質がよく、まったく古さを感じさせない。

    『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵の模型

    東京の「三鷹の森ジブリ美術館」で手に入れたお気に入りの模型は、サムさんのベッドサイドに飾られている。

    暮らしのアイデア

    「新しくて安いものよりも、昔作られたものの方が、作りがしっかりしていて長持ちするものも多い」と語る2人。家に必要なものは定期的にチャリティショップをのぞいて購入するのがこだわりで、財布に優しく、慈善活動にもつながるのが嬉しいという。

    これからの暮らし

    美玲さんとサムさんは、この物件で暮らすことを決めてから1週間で引越しをしたため、部屋の壁の塗り替えが間に合わなかった。2人は来年の春頃に、部屋全体の壁をあたたかみのある色へ塗り替える計画をしているそうだ。

    2人の暮らしの様子は、「美玲さんが綴る、イギリスライフのブログ Little Miss in UK」にも綴られている。

    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2017/11/401170/
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