途中で枯れてしまうこともあるかもしれないけれど、しっかり育て上げれば種ができる。そして、その種をシェアしようというのが「SHARE SEEDS」。
自分が収穫した種は封筒に入れ「SHARE SEEDS」であることを表すスタンプを押す。封筒には種の名前や育て方、メッセージなどを書いて設置されたシェアスタンドに置くだけ。そこで種をもらうこともできます。
人々は太古の昔から、お花や植物の種を交換する習慣があったそうですが、これはまさにその現代版。
ハワイ発のこのプロジェクト。現在はハワイをはじめとして、カリフォルニアやニューヨークなどのアメリカ本土にもその活動が広がり、ファーマーズマーケット、カフェ、図書館、福祉センターなどに設置されているのだそう。
大切に育てたお花や植物の種を、また次の人に繋ぐ。
受け取った人は、お庭やプランターでその思いと種を育てる。
そうやってみんなで育てていけば、きっと地球は緑豊かになるに違いない。
種はもちろん、人と人も繋がっていくグリーンな物々交換。
広がっていくといいなぁ。