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部屋ごとにテーマが。退職済み夫婦の、のんびり郊外暮らし(ポートランド)|みんなの部屋
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部屋ごとにテーマが。退職済み夫婦の、のんびり郊外暮らし(ポートランド)|みんなの部屋

2017-11-18 18:30
    人気連載「みんなの部屋」vol.96。部屋づくりのアイディア、お気に入りの家具やアイテムなどの紹介を通して、リアルでさまざまな「暮らしの在り方」にフォーカスする。

    都市としての人気が年々増し、それに伴い住宅価格もすごい勢いで高騰しているポートランド。ポートランド中心部からちょっと離れた郊外に家を持つ人も多い。

    そんな郊外に住むMartin夫妻は、都市の喧騒から離れた静かな環境と、2人の個性豊かな家の中で、日々の生活を穏やかに楽しく過ごしている。

    名前:Eduardo & Madealine Martin
    職業:退職済み(ふたりとも元米軍勤務)
    場所:Aloha, Oregon, USA
    面積:約148.6平米(スタジオ部分)
    家賃:非公開
    築年数:築23年

    お気に入りの場所

    Eduardoさんの書斎



    奥さんのMadealineさんとふたりで、1日の多くの時間を過ごすというこの書斎。「オカルト」がテーマのEduardoさんの書斎には、お面などのアイテムがたくさん置かれている。読書家のEduardoさんはさまざまなジャンルの本を集めていて、この日紹介してくれたのはギリシャ神話にまつわる本。

    「居心地がよくて、1日中ずっとここにこもっていることもあるんだ」(Eduardoさん)


    日本のアイテムも

    以前仕事で韓国に住んでいたことがあるEduardoさんは、アジアの文化に興味がある。今集めているのは神社関連のアイテムで、日本に行ったことがある友人などから、神社アイテムをもらって部屋に飾っていた。

    ネオンライトの照明

    ユニークなアイテムや書籍だけでなく、照明にもこだわりがある。照明はネオンライトにもなるので、ちょっとオカルトな雰囲気を演出してくれる。ネオンライトのなかで、ふたりで一緒にゲームをプレイすることもしばしば。

    ヨーロピアンな雰囲気のリビング



    玄関を入るとすぐに目に入るのが、ゆったりとしたリビング。Martin夫妻は各部屋ごとにテーマを持っていて、この部屋は“リラックスできる、木目調のヨーロピアンな空間”だそう。大きなソファ、テレビ、ビーンズバッグ。このビーンズバッグは大きいだけでなく、とても座り心地がよくて、私もうっかり寝てしまいそうになった。

    ちらほらと変わり種インテリアがあるのも、リビングのコーディネートのポイント。騎士を彷彿させるインテリアや猛獣を思わせるラグなど、ユニークなインテリアは来客者を楽しませてくれる。

    広々としたダイニング



    こだわりのバーカウンターが置いてあるダイニング。料理好きなMadealineさんが広々としたキッチンで料理をしている間、Eduardoさんがカクテルを作る。毎朝ふたりでお茶を飲むのが日課で、ダイニングからふたりの1日は始まる。

    家庭菜園を楽しむ庭



    ダイニングと寝室から直接繋がっているのが、Madealineさん自慢の庭。ここに引っ越してから、いろいろな野菜を育て始めたMadealineさんは、枯らすことなくたくさんの野菜を収穫すべく、日々念入りに手入れをしているそうだ。

    「緑が感じられて開放的だから、ストレス発散にもいいし、すごく楽しい趣味になってるの!」(Madealineさん)

    この部屋に決めた理由

    部屋の数と家の大きさを第一に考えて、物件を決めたMartin夫妻。また、ポートランドの郊外都市であるBeaverton(ビーバートン)の中でも安全な場所にあったというのも大きなポイントだそうだ。

    「緑が多くて安全で、素敵な公園が近くにあったのが決め手かな。あとはいろいろな店に近くて、交通の便がいいのも理由のひとつだね」(Eduardoさん)

    残念なところ

    特にないけど、まだまだリフォームしたい!

    不満は特にないMartin夫妻だが、強いて言うなら、ダイニングの壁の色を変えたり、いつかはアイランドキッチンに変えたい思いがあるそうだ。

    お気に入りアイテム

    サメのボウル


    Madealineさんのお気に入りは、サメのボウル。ThinkGeekで買ったもので、ぱっくり開いたサメの口にキャンディなどを入れて使っている。

    Skull props

    Eduardoさんのお気に入りは、Zane Wylie氏により製作されたスカルプチャー。存在感が印象的なアイテム。

    暮らしのアイデア

    とにかく居心地のいい空間を作る

    心地よさを最も重視したベッドルーム

    1日の多くを家で過ごすふたりは、とにかく居心地のいい空間を作るためにいろいろと工夫している。部屋ごとにテーマを設けたり、お気に入りのアイテムを集めたり。快適な暮らしのために、ストレスレスで心地よさを重視しながら、家具や雑貨を決めているそうだ。

    これからの暮らし

    「今後は庭にグリーンハウスを作って、もっと本格的な家庭菜園をしたいと思ってるんだ。あとは、バスルームにスパを付けたりしたいな。これから本格的にゲストルームを作ったり、まだまだやることはいっぱいあるよ」(Eduardoさん)

    とにかく快適な空間だったMartin夫妻の家。暮らしの充実ぶりが部屋の隅々から伝わってくる家で、自分の個性を表現したこんな素敵な家にいつか住んでみたい! と願わずにはいられなかった。

    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2017/11/401216/
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