人気連載「マイ定番スタイル」では、無印良品、IKEAなどに代表される親しみやすいブランドの商品から、ちょっと気になる品々まで、私たちの暮らしを変えてくれそうなアイテムを実際に買ってレビューします。今回はVol.91。

布団、たたいてますか?

忙しい毎日、布団を干す・たたく・取り込むということは難しいかもしれませんが、「きれいでフカフカの布団で眠りたい欲」は万人共通で持っているのでは。少なくとも、休日には行いたいですよね……。そういう僕は全くやっていないのですが。

あと、最近は布団クリーナーなるものがあるため、そちらでケアをしている方もいるかもしれません。それはそれで羨ましい……。

先日帰省した際、僕の実家では相変わらずたたきまくっていました。近くに他の人の家が少ないこともあって、「たたき音」が田んぼに響き渡るほどに。

たたく姿を眺めていたら、少し変わった「布団たたき」を使っていることに気づきました。それが今回紹介する、ニトリの商品です。

ニトリの「布団たたき」は、安さだけではない価値が

こちらがその商品。なんと税込205円とのこと。

普通の「布団たたき」より若干小さいように見えますが、その分軽くて、でもしっかりたたけます。

それより驚いたのは、片面「ブラシ」が付いていることです。

細かいブラシが、布団のほこりやゴミを取り除く

片面ブラシが付いている布団たたき、見たことありますか?

この気遣い、感動ものです。たしかに布団たたきをたたく目的で購入して、「たたくだけのアイテムとして所持することへの無意識さ」たるや。全く考えたことがありませんでした。

お気づきかと思いますが、細かいブラシは布団に付着しているゴミやホコリを取るものです。たたいて終わりではない、一連の行為の本質的な目的は「布団をきれいにすること」だと気付かされました。

ブラシの強さは嬉しいが、今度はブラシに付いたゴミが…


早速このブラシで、布団のゴミをサササっとはらい落とします。どんどん取れるゴミ、ホコリ、髪の毛。比較的、固めのブラシとなっていますので、ゴリゴリ取れます。

ただひとつ問題が。このブラシに絡まったゴミ達をゴミ箱へ持っていったのですが、ブラシにへばり付いてなかなか離れてくれない……!

なんということか。「布団たたきでは処理できないゴミを取る」という、ある意味手間を減らす思いで使ったのに、ひと手間増えている。ガムテープでペタペタやる方が早いのでは……という気持ちが頭を駆け巡る中、ひとつひとつ丁寧に、ブラシからゴミを取り外しました。

とはいえ、安くて軽くて便利

多少ブラシの固さに悩まされましたが、それでも布団をたたくタイミングで、目立つゴミを処理できるのは嬉しいこと。

そして安い。軽い。色もシンプルでクセが無い。

4月から新たな生活を始める方はぜひひとつ、使ってみてはいかがでしょうか? というより自戒も込めて、常に布団を敷きっぱなしの方は、ちゃんと布団をたたいてホコリを落としましょうね。

布団たたき ブラシ付(BFT-5616) [ニトリ]
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