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農家とシェフは、なんでもビンに詰めることにした。TOKYO BINZUME CLUBっていったい…
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農家とシェフは、なんでもビンに詰めることにした。TOKYO BINZUME CLUBっていったい…

2018-11-14 22:00
    近ごろDIYにはまって、塩麹やら栗の渋皮煮やらつくっています。

    自分でつくることで、食材のどこを使っているかや、四季の食材のことを意識するなと思っていますが、

    それを凌駕する、食材について考えつくす手づくり集団が発足されたんです!

    土日に青山の国連大学前で開催している「青山ファーマーズマーケット」と全国の農家、活躍するシェフたち、そしてガラスびん。

    そのコラボレーションが生み出したのが、新ブランド「TOKYO BINZUME CLUB(トーキョービンズメクラブ)」です。

    キズものの野菜、捨てるしかないのかな?

    世の中の食べもの全体の25%がロスになってしまっていると言われている現代(TOKYO BINZUME CLUBのWebサイトより)

    こだわりを持って生産する農家の大きな課題は、

    規格外やキズものを、たくさん廃棄しなければいけないこと。

    とれすぎたり、味は変わらないけどキズがついた作物は、

    ただ“フードロス”として捨てるしかないのでしょうか……?

    そんな食材を食卓に蘇らせるべく、

    日本全国のフードロスをシェフがおいしく調理し、

    日本ガラスびん協会のガラスびんに詰めて、お届けするプラットフォーム。

    日本ガラスびん協会、というものの存在にもびっくり

    日本ガラスびん協会は、ガラスびんの製造者が集まる協会です。

    プラスチックによる海洋汚染が問題になって久しいなか、

    ガラスびんは、資源ごみとして廃棄すれば、100%びんにもどるのだそうです。

    地球にやさしい素材を使うことで、容器の役割をいま改めて考えているんですね。

    第一弾はジャム、ホットチリソース、チャツネ、ジュース

    左から塚本紗代子さん、森枝幹さん、後藤裕一さん

    加工のプロであるシェフが、生産のプロとタッグ。

    ジャムを担当した、代々木上原・PATHの後藤裕一さんは「びんはものをおいしく食べるための重要なツール」だと語ります。

    「和梨とセロリのジャム」「ルバーブのジャム」税込900〜1,000円

    今回は、スタンダードにおいしいシンプルなものと、自分たちしかできない発想の意外な組み合わせのジャムを展開。

    「ハラペーニョビネガー」税込1,000円

    下北沢・Salmon&Troutの森枝幹さんの担当は、いつでもフレッシュなトウガラシが料理に使えるホットチリソース。

    トウガラシ専門農家のトウガラシを使用し、あとを引かない気持ちいい辛さを目指しています。

    「トマト」「りんごと糀」「チョコバナナと糀」税込900円

    保育園のレシピ監修もする食養生研究家の塚本紗代子さんは、子どもも大人もおいしく食べられる、腸にやさしいベジチャツネを。

    砂糖は不使用で、甘酒と野菜のみを使っているので、ベビーフードにもなります。

    畑と都市生活をつないで

    日々、なにをどう食べているかな? フードロスってたくさん生まれているんだな。

    畑と都市生活をつないで考えるこのプロジェクトから、そんなことに思いをめぐらせたりしました。

    味もとてもおいしいこのびん詰めたち、農家の収入向上や思いを伝えることにもなると聞いたら、

    そりゃ注目しないわけにはいかないってもんです。

    Photographed by ROOMIE編集部、一部提供:TOKYO BINZUME CLUB

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