どれもこれも同じに見えてしまう、収納棚。

部屋の中で結構なスペースをとる割に、イスやテーブルのようにインテリアとして愛着を持つことができないのは、私だけでしょうか……。

そんな収納棚との微妙な距離感、1975年から始まるインテリアショップの老舗、イデー(IDÉE)が埋めてくれました。

長く愛せそうな収納棚

IDÉE JATI TUA SHELF M 73,440円(税込)

イデーの定番アイテムのひとつ、「JATI TUA SHELF M」。

正直、収納棚はあくまでも“収納するための道具”でしかないと思っていた私。

ところがイデーショップ 自由が丘店の田口さんからは、そんな私のイメージを一蹴するこんな一言が……。

木材には、かつて家屋に使われていたオールドチークを使用していて、ひとつひとつ表情が違って見えるんです。

経年変化を楽しめる素材感も、魅力のひとつですね。

「表情」「経年変化」という、私が未だかつて収納棚に感じたことのなかったワードたち……。

実はこの「JATI TUA SHELF M」、単なる収納アイテムではなく、噛めば噛むほど味がでるスルメのようなインテリアでした。

経年変化も楽しめる

JATI TUA(ジャティ トゥア)とは、インドネシア語で「時間が経過したチーク材 (オールドチーク)」という意味。

使っているのは、神が宿る島と呼ばれるバリ島で大切に使われている、貴重なチーク材です。

棚板の木材はあまりツルツルに磨かず、粗めの作りでオールド感を損なわないようにしています。(田口さん)

確かに、近くで見たり、手で触れたりすると少しざらっとした触り心地で、なんだかちょっと特別なクラフト感がある……。

ナチュラルな雰囲気のお部屋にこのアイアンの素材が入ることによって、空間が締まる効果も。

インテリアのアクセントとして使うのもおすすめです。(田口さん)

アイアンは、太すぎず細すぎずな、ちょうどいい塩梅。

シンプルながらに洗練されたデザインで、空間全体の雰囲気も変えてくれそうです。

ディスプレイと収納のいいとこ取り

観葉植物を並べてディスプレイとして使ったり、カゴを入れて収納として使ったり。

棚の側面を塞がない作りなので、飾り棚として使っても窮屈に見えず、窓際なんかに置いても光を遮りません。

アイアンの部分にはS字フックもかけられるので、収納力もバッチリ。

スペースを最大限に活用できるから、これひとつで収納とディスプレイのいいとこ取りができちゃいますよ!

Mサイズ、Lサイズの合わせ技も

サイズはMの他に、4段のLサイズもあります。

シンプルなデザインなので、MサイズとLサイズを2つ並べて使ってもよさそう。

ディスプレイとしても収納としても優秀な、イデーのシェルフ。

愛着の湧かなかった収納棚も、こんな素敵なシェルフなら長〜く愛せそうだ!

JATI TUA SHELF M[IDÉE]

Photographed by Kayoko Yamamoto

あわせて読みたい:

イデーの“はしご”収納なら、賃貸でも大好きなものをたっぷり収納できちゃうんだ - ROOMIE(ルーミー)

わずか32cm。イデーで一番“低い”ローテーブルは、デザイン性と機能性をかねそなえた名作だった…! - ROOMIE(ルーミー)

マンガ『602号、木の見える部屋』第8話~桜の季節~ - ROOMIE(ルーミー)

RSS情報:https://www.roomie.jp/2019/03/495793/