食料や水を加えたトータルウエイト7Kgで縦走します。
遠い昔、アルミフレームのバックパックで、トータル20Kg近い荷物を背負っていた時代から見ると隔世の感がありますね。
荷物の背負い方についても異なって来ています。
ウルトラライトのバックパックといえば…
山と道 MINI Custom Edition ¥29,500~ +Tax
昔は、ヒップベルトをうまく調整して、腰に荷重を分散させていました。
現在のウルトラライトなバックパックは、肩甲骨や胸骨で背負うようにして、腰を解放するようになっています。
腰が解放されるととても楽に感じますし、傾斜のきつい日本の山岳トレイルは格段に歩きやすくなります。
かなり上部で背負う感じがします
というわけで、肩甲骨や胸骨を使うように、適切な調整ができるバックパックを手に入れたいと思ったのが3年前でした。
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山と道のMINI
だいぶ迷って選んだ素材と色
半年ぐらいかけてじっくり選んだのが、日本のアウトドアブランド「山と道」の「MINI」でした。
品薄でなかなか購入できなかったので、どうせ待つならと「MINI Custom Edition」で、素材やカラーを自分の好みに指定しました。
私のカスタム内容は…
本体生地:SKYLITE Black
ポケット生地:X-Pac VX07 White
ボトム:X-Pac VX21 Slate Gray
止水ファスナー:White
選択の仕方で重量も変わります。私のは385gでした。
発注から待つこと3ヶ月。
手元に届いた時は、感激しましたね、選んでいた時期を入れて、合計9ヶ月。
楽しい時間でした。
背負えばわかる
考え抜かれたショルダーストラップ。背負えばわかりますよ
上半身(肩甲骨から胸骨)で背負うのは簡単に調整できます。
高い位置で背負うイメージですね、腰が解放される感じは良い。
ショルダーストラップが本当に良い仕事してます、胸のスターナムストラップを調整することで、荷重が変わるのを体感できます。
素晴らしい! ヒップベルトは使っていません。
スターナムストラップのバックルはホイッスルになってます。 機能美が素晴らしい。
家財道具一式をミニマムな形にして、自分で背負って旅に出る。
これだけで、ワクワクものですよね。
初めての時は、とてつもない自由を手に入れたような気がしました。
あんなに重い荷物だったのに、羽が生えたような気がしたものです。
歩く姿勢が良くなったような気がする
そして、現在のトータルウェイトは当時の約3分の1。
胸荷重は腰が解放されて、姿勢も良くなって、また羽が生えたような気がしました。
まだ寒い季節は、標高の高くない長い稜線をどこまでも歩きたい。私のホームグラウンド。
どこまでも歩ける気がします。(そんな体力はないんですけどね……)
細部の作りを見てみる
容量は30L程度ですが、今の道具達は軽量かつコンパクトなので十分です。
アタッチメント用のループなど、考え抜かれた良いデザインなのですが、ほとんど使ってません。
ゴメンナサイ! 外付けしないようにしてます。
入りきらなかったら何かを置いていけば良いんですよ。
抜群のサイズ感のサイドポケット!500mlのペットボトルなら2本入ります。
背面フレームの代わりに、「Minimalist Pad」という90cmnスリーピングパッドが折りたたんで入っています。
背中に熱がこもってしまうので、オプションの夏用背面パット(ブレスエア)を常に使っています。
このパックのポイントである、フロントポケットを如何に使いこなすかが私の目下の課題です。
せっかくの縦長空間を無駄にしているような気がしてます、もう少し研究しないとね。
タテ30cm程度で上部のマチが大きい空間。工夫しないと……
止水ファスナーが付いていますが、完全防水ではありません。
少し使うと、どこが浸水するか分かってきます。
防水のインナーパックを使って、賢く対応すれば、パックカバーはいらないですね。
自慢できるバックパック
1Dayハイクなら、重くてかさばるヤカンも仲間に入れてあげよう
ウルトラライトのバックパックは、使い勝手やデザインなど何かを犠牲にして軽さを取ったようなイメージがありました。
実際にそんな製品も多いと思います。 しかし、「MINI」はかなり熟成されてます。
ほぼSoldOut状態ですが、世界中のハイカーにオススメして廻りたいですね。
MINIユーザから話しかけられたりしますよ。なかなか買えないからこその一体感かなぁ
これぞ日本のガレージブランド! 世界中に自慢できる日本のバックパックです。
とにかく細部まで考えられ、丁寧に作られています。
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