各オーディオメーカーから展開される、昨今のBluetoothスピーカーはハイスペックなモノが多い印象。

コンパクトさ、機能性、デザイン。いろいろ試す中で、思ったことがあります。

「あえて、ローファイなサウンドを楽しめる選択肢があってもいいような……」

レコードプレーヤー型Bluetoothスピーカー

何気なしに、探していたところにあったんです、いい感じに枯れた音を流す、Bluetoothスピーカーが。

こちらは、様々なユーモア商品を世に送り出しているタカラトミーアーツより展開されているレコードプレーヤー型Bluetoothスピーカー「昭和レコードスピーカー」。

懐かしさと「とりあえずイジりたい欲」が自然と沸いてくるこのアイテムは、その見た目を裏切るワイヤレススピーカー。

他のデバイスとペアリングさせて音楽が楽しめます。

しかもレコードプレイヤーと同じアクションもできるっていうんだから、アナログ好きな筆者としてはテンションが自ずと上がるわけで……。

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ノスタルジックなデザイン

令和になったばかりですが、昭和に引き戻されたようなノスタルジックなフォルム。

付属のミニレコードを本体にセットして、針を盤面に落とすと回転し、そこから音楽の再生が始まります。

専用アプリでの再生なら、本体左の切り替えスイッチで回転数を変えることで、再生スピードも変化するという本物志向。

サイズ感はスマホ同等

本体は縦13.5cm×横6.5cm×厚み4cmと、iPhone8とほぼ同じくらいのサイズ感。

シングル盤、ソノシート、スタビライザーももちろん同梱というこだわりよう

持ち運びが容易な分、場所を選ばず使えるので他のBluetoothスピーカーと同じくらい利便性が高いのも嬉しい。

再生は専用アプリなしでもOK

ちなみに、専用アプリでなくとも再生は可能です。

ぼくは、Spotifyで昭和のヒット・ソングプレイリストをかけ流していますが、これがまたすごく合うんですよね……。

エッジが取れて、懐かしい丸みを感じるクリア過ぎない音を楽しんでいます。

ただし、専用アプリを使わない場合は、スイッチの動作が変わるのでご注意!

Spotifyで試したら、曲の頭出しとスキップがこのスイッチに置き換えられていて、少し混乱しました。

単4電池4本で駆動

このスピーカーは、単4電池4本で駆動します。しかも、ボルトで蓋はロックされる使用。

あえてバッテリー式じゃないのもこのアイテムの特徴。

そういえば精密ドライバーで使うの、なんだか久々な気がします。

残念なところ:モーター駆動音が気になるな…

モーターで盤面が回るため、その駆動音が再生音と同時に聞こえます。

再生ボリュームをうまく調整すれば、やや紛れる気もしますが、今度は音割れの原因にも。

良いも悪いもひっくるめて、アナログテイストを楽しみたい人なら、そこも味と受け入れてもらえるのではないかなと思います。

昭和プレイリストに合いすぎる

ドンシャリサウンドが主流の昨今のBluetoothスピーカー界隈。

そこに一線を画すこの「昭和レコードスピーカー」は、音を楽しむだけでなく、風情も一緒に感じられる。

他にはない、ちょっとレトロでいい感じのBluetoothスピーカーです。

昭和レコードスピーカー[タカラトミーモール]

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