以前にもご紹介した通り、近ごろルーミー編集部ではポートランドが話題になっています。
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ポートランドはアメリカ西海岸、ざっくり言うとシアトルとサンフランシスコの間に位置します。
市街地はコンパクトにまとまり、適度な都市型生活がおくれる一方、車を30分飛ばせば豊かな自然へもアクセスできるので、アウトドアも盛んです。アートや音楽、DIY、また環境問題への意識も高くとてもリベラル。独自の文化を形成しているちょっと変わった街です。
それでは、「roomie from Portland」をちょっとだけ振り返りたいと思います。
SW StarkのAce Hotel。日本のメディアにも多く取り上げられているデザインホテルです。
SE 72ndのArleta Library Bakery Cafeのビスケット&グレービー。ダウンタウンからはちょっと離れますが、味に定評のあるお店です。
こちらはSE 12thのJunior’s Cafe。ポートランドはおいしいブレックファーストのお店がたくさんあります。
春から秋にかけて毎週土曜日にはポートランド州立大学のキャンパスでファーマーズマーケットが開かれます。
野菜は近郊の農地で採れた新鮮なものばかり。地元の野菜を積極的に使うレストランも多く、食文化も豊かです。地ビールも豊富で、郊外には多くのワイナリーがあります。
自転車フレンドリーな街としても有名です。いたるところに自転車のスタンドがあり、道路にもバイク専用レーンがあり、電車やバスにも自転車を積んで移動できます。公共交通機関にも力を入れていて、車に頼らない街づくりを目指しています。
ダウンタウンの中心にあるPowell’s Books。全米で一番大きい、インディペンデント系の書店です。
Powells’s Booksの近くにあるSW 9thの Jackpot Record。フリーペーパーもたくさん置いてあってライブ情報もゲットできます。
こちらはダウンタウンのMagpie。SEのHawthorneにはビンテージの店やガラクタ屋が多く並びます。
ポートランドといえばコーヒーも有名。こちらは地元で愛されるコーヒーロースター、Stumptownのモカです。
E BurnsideのGrendel’s Coffee House。こんな雑多な雰囲気のカフェもいたるところに。
SW Ankeny Stのバー、Valentines。街中の小さなベニューで音楽が楽しめます。
“Keep Portland Weird!”(変テコにいこうよ、ポートランド!)。ローカルビジネスをサポートしようという地元愛こそが、個性的で活気あるポートランドの原動力です。
『Portlandia』というコメディドラマがあります。各エピソードは10分程度のショートストーリーで構成されており、ポートランドの”あるある”な出来事がテンポよく繰り広げられます。シュールでマニアックなジョークが満載で、インディー気質の強いドラマです。
実はThe Smithの伝説的ギタリスト、ジョニー・マーはポートランド在住で『Portlandia』に登場しています。
オレゴン在住の映画監督のガス・ヴァン・サントも出演しています。『パラノイドパーク』、『ドラッグストア・カウボーイ』などの作品からもポートランドの街並みが楽しめます。
The Shinsのジェイムズ・マーサー、The Decemberistsのコリン・メロイ、Sleater-Kinneyのコリン・タッカーも!
大学時代を現地で過ごしたので、当時を懐かしく振り返りながらお送りしました。今回ご紹介したのはポートランドの魅力のまだほんの一部。ここでは書ききれないので、また改めてをご紹介します。お楽しみに!
Photo by Chie Masegi and Aya Nakashima