お土産に、日本ではイケアでしか買えない「オムニポロ」のクラフトビール全4種類を購入してきました。
スウェーデン・ストックホルムの醸造所「Omnipollo(オムニポロ)」から輸入され、鮮やかでかわいらしいデザインが施された話題のビール。
早速、ROOMIE編集部で飲み比べをしてみました!
色も味も、これ本当にビールなの?
左から「レギュラー」「ローズヒップ」「ブルーベリー&バニラ」「リンゴンベリー」
名前を聞いただけだと味がイメージしづらいこのビール。
グラスに空けてみると、想像以上に鮮やかな色をしていて、とてもビールだとは思えません。
それぞれどんな味なのでしょう?
「オムニポロ レギュラー」Omnipollo Reference Pale Ale オムニポロ レギュラー ¥290
こちらは「レギュラー」という名前なだけあり、1番クセがなくなじみやすい味のよう。
見た目は普通のビールよりも若干鮮やかな、黄色に近い色味でした。
飲んでみての感想は……
「日本の一般的なビールに比べるとフルーティだけど、酸味があって、さっぱりした味わい。日本のビール界でいうと、アサヒビールのポジション」(編集者I)
「一番飲みやすいテイスト。酸味の混じったヒューガルデンホワイトのような香り。口の中でやや苦味のあるシトラスの香りが炭酸と一緒に広がる」(編集者T)
「『水曜日の猫』くらい飲みやすい! さわやか・フルーティー・あと味のスッキリ、どれもいちばんです。女性に人気な感じですね」(編集者M)
「飲み比べるなら絶対最初に飲むべき! グレープフルーツジュースのような酸味と、あとからくる甘みが特徴」(編集者A)
普通のビールよりもフルーティーで飲みやすいと感じる人が多かったです。
シトラスのような爽やかな香りとさっぱりとした後味が、1杯目に合いそうなビールでした。
「オムニポロ ローズヒップ」Omnipollo Nyponsoppa オムニポロ ローズヒップ ¥450
その名の通り、ローズヒップから作られたという珍しいクラフトビール。
スウェーデンでは普段から親しまれている「ローズヒップドリンク」に近い味だそうです。
「黒ビールみたいな、ビールの苦味を若干感じる。日本のビールでたとえるとプレモルみたいな感じ」(編集者I)
「香りも味も新しい。ざっくり言うと市販のローズヒップティーにホップの苦味を足してクラフトビールにした感じ。こちらも酸味が強めですね」(編集者T)
「ローズヒップの甘酸っぱさとビールのクラフト感が絶妙にマッチしてる!個人的にはとても好きです。レギュラーよりも飲みごたえを感じるかな。豚肉料理やソーセージなどと味わいたいです。甘酸っぱいフルーツをペアリングに飲んでも良さそうです。食後にまったり1杯飲みたいときにいいかなと」(編集者A)
甘酸っぱいローズヒップの風味の中に、ホップの苦味が感じられる新しい味という意見が多かったです。
食後に軽く飲むのにぴったりです。
「オムニポロ ブルーベリー&バニラ」Omnipollo Blåbärssoppa オムニポロ ブルーベリー&バニラ ¥450
こちらはビビッドな色のとおり、ブルーベリーとバニラをたっぷりと使って作られたクラフトビール。
先ほどご紹介した「オムニポロ ローズヒップ」のように、スウェーデンで親しまれている「ブルーベリードリンク」をベースにしたクラフトビールとのことです。
「『ビール』と言われていなければ、ジュースみたいでコレが一番おいしいかも。ビールと聞くと甘すぎるのと、炭酸が少ないのに物足りなさを感じました。ビールと思えない色は、一番テンションあがりますね!」(編集者M)
「甘みの強いベリーというより、自然の酸味が残った天然のベリーといった感じ。バニラの要素は少なめに感じる」(編集者T)
「バニラよりはブルーベリー味がつよめ。体によさそうな味でした」(編集者I)
「キンキンに冷やして、明るい時間にデザートカクテルのように楽しむもよし。チーズケーキなどと共に味わうもよし。室温に近づければ、赤ワイン感覚で豚肉などとも合うかも」(編集者A)
「初めにガツンとブルーベリーの酸味が来て、後からふんわりバニラのフレーバー香る感じ、好きです」(編集者T)
こちらは酸味が強く、バニラよりもブルーベリーが前に出ているような印象の味。
甘酸っぱいのでカクテル感覚で楽しめるのが、クラフトビールとしてはとても新鮮でした。
「オムニポロ リンゴンベリー」Omnipollo Ostkaka オムニポロ リンゴンベリー ¥450
スウェーデンの伝統的なリンゴンベリー付きのチーズケーキをイメージして作られたクラフトビール。
ビールとチーズケーキって、どんな味なのか飲む前はまったく想像がつきません。
しかし缶を開けてみるとその香りに一同びっくり! 香りが本当にチーズそのもの!
「今までにない独特な味わい。甘いお菓子と相性がよさそう。ラベルが一番かわいい!」(編集者I)
「このシリーズの中では一番特徴的な味と香り。 “リンゴンベリー”も北欧らしいフレーバーで、こんな味もあるのか〜という新鮮さを感じるにはこれが一番。発酵ものっぽい香りが個人的には結構好きだった。クセのあるチーズが好きな人にはオススメ」(編集者N)
「発酵食品のような香りと独特の甘みは、好き嫌いが分かれるかもしれません……。クセが強めなので350ml缶で出されたら飲みきれる自信がないかも」(編集者T)
「チーズケーキのほんのりとした香りと発酵された香りがフワッと鼻にくる。燻製系を食べたくなります!」(編集者M)
「ストロベリーチーズケーキをほおばったかのような味わいにビックリ! これは飲むチーズケーキ! 独特の発酵臭で好き嫌いが分かれるかもしれないと思いましたが、こんなのはじめて!な興奮とあいまっておいしいです。室温に近くなると香りが際立つので風味がわかりやすい反面、苦手に思う人もいるかも。キンッキンに冷やしてワイングラスなどに注げば風味も落ち着き、まさにデザートがわりに楽しめるかなと思います」(編集者A)
こちらはちょっとクセが強めな印象。
本物のチーズのような発酵臭と甘い風味が合わさって、デザートとして楽めそうです。
飲んでみてどうでしたか?
編集部内でお気に入りを聞いてみたところ、1番人気はやはり「オムニポロ レギュラー」でした。
“ビール”としては1番飲みやすく、日常的にストックして飲むのにぴったりな、シトラス風味のさっぱりとした味わいが人気の理由。
次いで人気があったのは同率2位で「オムニポロ ブルーベリー&バニラ」と「オムニポロ リンゴンベリー」。
「ブルーベリー&バニラ」はビールっぽさがほとんどないだけに、カクテル感覚で楽しめるという意見が多くみられました。
ワインのように楽しめるところも推しポイントの1つ! お肉料理などと合わせて食べるとより一層楽しめそうです。
「リンゴンベリー」は好き嫌いが大きく分かれている印象のお味でしたが、刺さる人には刺さるよう。
確かに、ブルーチーズなどのクセの強いチーズが好きという方には向いているかもしれません。
飲み比べを終えた後にみなさんに感想を聞くと、
「強炭酸ではないので、炭酸が苦手な身としては飲みやすかった。飲みやすい低アルコールの缶のお酒でサワーじゃないものは珍しいので、うれしい! 」(編集者I)
「料理とセットで楽しむのにピッタリだと思う。日本のビールと同じ定規で測るのはもったいない! アルコールに関しては、お酒は強い方だと自負しているが、空腹時に少しずつ飲んだところ、わずかにだが酔った感じがあった 」(編集者T)
「ジュースみたいに飲みやすいものから、かなり攻めたテイストのものまであって、普通のビールは苦手だけどクラフトビールには興味あるみたいな人には結構いいんじゃないかな」(編集者N)
「意外と飲みやすい! ビール初心者や苦手な人でも飲めるんじゃないかなと! 見た目からしてどんな味かわからないワクワク感があったので、みんなで飲むのに向いてそう」(編集者M)
「クラフトビール苦手派のイメージをガラッと変えてくれそうな4本。まず見た目がカラフル & キュートで楽しいし、パッケージやネーミングしかり、飲む前に『どんな味なんだろう!?』とワクワクできるのは大きな魅力。知識がなくてもあきらかな違いがわかり、感想を言い合える。それぞれ特徴的な味わいで、それこそ4本買って飲み比べはすごく盛り上がるんじゃないかな?」(編集者A)
「全体的に飲んでて楽しかったな〜。初めての味を体験する機会ってだんだん減ってるから、味の冒険って感じでした」(編集者T)
見た目から味の想像ができないからこその「ワクワク感」が、みんなで飲むのにピッタリという意見が多くあがりました!
日本人にはあまりなじみのない変わり種の味から、さっぱり爽やかで飲みやすいレギュラーまで。みなさんも友人やご家族と飲み比べしてみてはいかがですか?
0.3%の低アルコールなので、休日のランチのおともなどに少しずつ飲むにもピッタリかもしれません。
とは言え、空腹時に摂取するとわずかに酔ってしまうことも十分あるので、特にお酒に弱い方は少し注意が必要です。
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