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ソニーだけだよ! 最新版「wena3」がスマートウォッチの未来を変えるかも
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ソニーだけだよ! 最新版「wena3」がスマートウォッチの未来を変えるかも

2020-10-03 11:30
    ギズモード・ジャパンより転載。

    SONYだからできたスマートウォッチ戦国時代への本気すぎる回答。

    世界で初めてバンド部分に電子マネー・通知・活動ログなどスマートウォッチの機能を集約したSONY「wena」シリーズ。その最新版となる「wena3」が先日発表されました(発売:11月27日)。

    ソニー ウェナ SONY wena スマートウォッチ 電子マネー Suica 活動量計 iOS/Android対応 wena 3 leather Brown

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    ざっくり言うと「シンプルな時計の方がいいんだったら、バンドをハイテクにしちゃえばいいじゃない」というコペルニクス的な発想のプロダクト。

    もともと古めかしいヴィンテージ時計の愛好家だった自分にとって、やっぱりスマートウォッチが便利だよなと思いつつも、主にファッションやデザイン的な動機から不満に思う部分が多々ありました。

    それもあって、バンド単体での販売もしており、普通の時計をスマートウォッチ化できる「wena」にはずっと注目し続けてきました。

    大型タッチディスプレイ採用

    ただ、これまではスマウォとしての機能も必要最小限に絞ってあった印象で、バックル部分の小さな有機ディスプレイだけだと、どうしても限界があるように感じられました。

    ところがwena3では横長で大きめのタッチディスプレイに大変身。 情報量とユーザーインターフェイスが格段の進化を遂げています。

    最新の他社製スマートウォッチと比較してもなんら遜色のない出来栄えです。

    今回からSuicaに対応したのも、むちゃくちゃいい。

    これまで通り、楽天EdyやiD、QUICPayなどの電子マネーやANAの航空券やdポイントなど、「おサイフリンク」対応の電子マネーやサービスも利用できます。

    サービスの自動選択や、約24時間の予備電力の機能も備わっています。

    バンドのデザイン自由度がUP

    ハードウェア面でも大きな進化。

    これまではバックル以外のバンド部分にも回路が内蔵されていましたが、wena3ではバックル本体のみに回路が集約されました。

    これにより、バンド部分のデザインの自由度が高くなっているとのこと。

    サイズ的にも従来比(wean wrist active)体積30%/厚み2.5mmまで小型化されています。

    極限まで小さくするため、電気回路/基盤パターンに至るまで自社設計し、部品配置を3次元的にコントロールしています。

    ここまでの小型化と湾曲したディスプレイとモジュールの設計・仕上げを行う技術力はSONYでないとできない芸当と言ってもいいのかも。 スティンレススティール「SUS316S」とゴリラガラスを採用し、耐衝撃性・防水性能(5気圧)も十二分に確保。

    フィットネスセンサーもばっちり、アレクサもビルトイン

    もう一つのSONYのお家芸、それはセンサー。

    wena3は、従来の緑LEDに加えて、赤LEDも搭載した独自のデュアル光学式センサーを搭載しています。

    この二つのLEDに加え、手首や指の動きによって発生するノイズを除去するアルゴリズムを採用。加速度センサーとデュアル光学式センサーによる正確なモニタリングから、歩行データと心拍数を独自アルゴリズムで解析し、VO2 MAX(最大酸素摂取量)を算出することも可能となりました。

    連携するスマートフォンアプリで測定できるものは、心拍数に加えて、歩数と消費カロリー、睡眠の深さ、最大酸素摂取量(VO2 Max)、ストレスレベルなどなど。

    歩数や心拍数は、睡眠時、休憩、歩く時、走る時の4つの活動履歴で分けて確認できます。

    さらに、Alexaの搭載によりボタンを押して話かけるだけでさまざまなサポートを得ることも可能になりました。

    これみよがしに時計部分に話かけるのはなんとなく気恥ずかしさがあるのですが、手首を裏がえした形であればさりげなく自然な動作でアシスタントを呼出せそうです。

    時計部分ナシでも使えてしまう

    wena 3 metal Silver(市場推定価格:33,000円前後)、wena 3 leather Brown (30,000円前後)、wena 3 rubber Black(24,000円前後)

    バックルに回路が集約されたことでデザインの自由度があがったベルトは「メタル」だけでなく、「レザー」「ラバー」の3種類のバンドが用意されます。

    「ラバー」は、ワンタッチでヘッドを外してスマートバンドとしても活用できます。

    スマートバンドのみにした場合は、私も含めた身の周りのSONYファンに多いミニマル&モノトーンのファッションにかなりあいそうで試してみたいパターンです。

    ヘッド付きのモデルは、インダストリアルデザイナーの山中 俊治氏とイタリアのカーデザイナーであるファブリッチオ・ジウジアーロ氏がデザインしたものがラインナップされています。 価格は5万9000円から。

    他にも様々な時計メーカーやコンテンツとのコラボレーションモデルがリリースされる予定です。

    セイコーウオッチ株式会社とは新たに「wiredwena」を共同開発。セイコーウオッチ株式会社より、「wiredwena」2モデルと 「wiredwena攻殻機動隊SAC_2045コラボ」2モデルが2021年1月15日に発売されます。

    バックル部にwena 3を搭載し、ヘッド部のボ タンからwena 3機能の呼び出しや、インジケーター針でのwena 3の情報表示が可能となっています。

    SONYらしい機能性とファッション性を融合させた最新のスマートウォッチ「wena 3」。

    早く使いこんでみたい。

    text by 尾田和実

    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2020/10/659695/
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