自らのエコ意識を見つめ直した、という方も多いのではないでしょうか。
私もそのひとりで、以前からペットボトルは買わずにマイボトルを持ち歩くことにしていましたが、これを機に、より愛着の湧くボトルを探すことにしました。
シュッとスタイリッシュな「フラスクボトル」
FLSK 「FLSK STNLS (フラスク ステンレス) 500ml」 5,390円(税込)
ネットにあふれる情報を吟味に吟味して選んだのが、環境先進国・ドイツ生まれの︎スタイリッシュなボトル「FLSK (フラスク) ボトル」です。
500mlのペットボトルの横に並べてみると、シュッとした佇まいに、どこか似た雰囲気を感じます。
“いかにも水筒”という寸胴型ではありませんので、初心者の方も違和感なくマイボトル生活を始められそうです。
FLSK フラスク 350ml ステンレス 水筒 真空断熱 ステンレスボトル 魔法瓶 炭酸 対応
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“ラストボトル”の意味は?
どのようなボトルを選ぼうかと調べていたとき、「フラスクボトル」について“ラストボトル”という表現が使われているのを見かけました。
どうやら“水筒から水筒を渡り鳥のようにさすらっていた人が最後に行き着くボトル”という意味合いだそう。
そのように考える人が理由の一番に上げるのが、「フラスクボトル」の持つたぐいまれな保温・保冷力でした。
熱湯95度の場合70.1度以上の温かさを18時間キープ、冷水4度の場合9.1度の冷たさを24時間キープ(公式ウェブサイトより)という記載を受け、自分でも実験してみることにしました。
保冷/保温力を確かめてみました
午前11時に冷凍庫から氷を出し、ボトルに詰めて中身を撮影した様子がこちら。
そしてこちらが、同日夜23時に撮影した写真です。
丸12時間経過した後も、氷の角が少しとれたのみ。
続いて、これからの季節に大切な保温力。
前日の夜12時に沸騰したお湯を入れ、次の日の朝10時に紅茶を入れたところ、、10時間経っても湯気はもくもく、少し冷まさないと熱くて飲めないほどでした。
普段使いのボトルにこれほどの保冷・保温力があるのはびっくり。
通常ボトルに使われる真空二層構造の技術に加え、ボトル内側に銅のコーティングを行うことでさらに保温・保冷力を高めているのだそうです。
嬉しい・珍しい特性いろいろ
そしてもうひとつ嬉しいのは、「フラスク」には炭酸飲料も入れられるということ。
多くのボトルは圧がかかり蓋が開かなくなってしまう恐れがあるために炭酸はNGですが、フラスクはその高い密閉性と特殊な設計のため、お気に入りの炭酸飲料を持ち運ぶことができるのです。
水代わりに炭酸水、という方にもぴったり。
健康へ影響を及ぼすと言われるBPA(ビスフェノールA)フリーをうたう商品は数多く登場していますが、フラスクは飲み物に触れる部分まですべてステンレス。
とことん使用者の健康に寄り添うその姿勢に、安心と信頼を感じます。
お手入れの強い味方も
FLSK 「クリーニングビーズ」 ¥2,090(税込)
毎日使うものですから、掃除のしやすさも大変肝心。
ボトル本体と蓋、蓋に付属するパッキンの3部品のみで構成されていますので、お手入れも楽ちん……なのですが、気がかりなのはその細さです。
中に通常のスポンジブラシを入れることは難しいので、フラスクが別売りで出しているステンレスボトル用のクリーニングビーズを購入しました。
小人の帽子のようなケースの中には、ボトル本体と同じ高級ステンレス鋼素材でできたたくさんの小さなビーズが入っています。
これを温水を入れた水筒の中に直接入れ、シャカシャカと振って汚れを落としていきます。
黒いケース部分は水切り用の穴が空いていますので、洗浄後はそこを目がけてビーズを出すだけ。感じ方には個人差がありますが、今のところ洗浄結果に不満はありません。
※口が狭くビーズが落ちやすいので気をつけてください。
カラー選びもお楽しみ
深い森を連想させる“フォレスト”や大理石をイメージしたアーティスティックな“ホワイトマーブル”など、個性的で魅力的な色合いが揃っていますが、私はカラー塗装のない一番シンプルな“ステンレス”を選びました。
シルバーの輝き具合はちょうどミラーとマットの中間ほどで、嫌味のない高級感が漂います。
春夏秋冬よろしくね
ステンレスボトルは、いつしかお財布やポーチのように毎日かばんに入れる身近な存在となりました。
だからこそ、お財布やポーチを選ぶときのような情熱を傾けて吟味したいもの。
吟味の末に見つけたこのボトルと、これからの温かい飲み物シーズンも目いっぱい楽しみたいです。
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