それと同時に、何を作るか献立に困る日々。少しでも手助けになればと、実際に20代の編集部員たちが愛読してきたレシピ本を3つご紹介します。
一人の食卓で「定食」にありつける幸せ。『2皿で完結! 和のラクうま定食』(編集部員・岩澤)
『2皿で完結! 和のラクうま定食』
かつて、クックパッドこそが至高だと思っていた私に小さな革命を起こした「白ごはん.com」。
初心者にもわかりやすい丁寧な説明で、なぜその動作が必要なのかもひとつひとつ納得しながら調理ができる、親切なレシピブログです。
そんな「白ごはん.com」を運営している冨田ただすけさんの本『和のラクうま定食』は、「2皿で完結」する簡単おいしい定食を紹介したレシピ本。
ブログをより「忙しい人向け」にしたような内容で、栄養価にも配慮しながらささっとつくれる簡単レシピが載っています。
余った材料の保存法やもう一品つくれるワンポイント、同じおかずを別の料理にアレンジできるアイデア、巻末には材料別のインデックスも載っていて、「この食材が余っちゃったな……」なんてときにレシピを探せるのもめちゃくちゃ便利。もう、どこを切り取っても最高。
普段の暮らしに取り入れやすく、一見敷居が高そうに見える和食を身近に感じることができた一冊。冨田さんのなせる細部への気遣いに「もう結婚してくれ!」と心の中で叫んでしまうこと間違いなしです。
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スパイスカレー作りのハードルが下がる! 約15分で完成&作り置きも可能なカレー本(編集部員・谷田貝)
『南インド料理店総料理長が教える だいたい15分! 本格インドカレー』
元々スパイスカレー屋さん巡りが好きだったのですが、世の中が変わって頻繁に出かけることもできず、カレー欲を消化しきれずにいました。
そんなときに編集部員からこのレシピ本の話を聞き、「インドカレーが15分で完成して、作り置きもできるらしい」ということですぐに購入!
スパイスは種類が多すぎて組み合わせ方分からなかったのですが、このレシピ本には「基本のミックススパイス」なるものが載っており、それを元に自分の好みで足し算引き算していけばいいので、とてもシンプル。
また、「基本のマサラ」というものもあり、これは作り置き&冷凍も可能。この作りおきしたマサラに、後から様々な具を加えればいいので、スパイスカレーへのハードルがとても下がりました。
具のバリエーションも豊かなので、困ったときはインドカレー!なんて日々も夢じゃない……。
南インド料理店総料理長が教える だいたい15分! 本格インドカレー
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南インド料理店総料理長が教える だいたい15分!本格インドカレー
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ひとつの食材を調理するバリエーションが増える! 「作り置き」初心者ならコレ(編集部員・マツザキ)
『組み合わせ自由自在 作りおきおかず374』
ひとり暮らしをしていたときに、毎日作るのは大変だから作り置き絶対するぞ!と意気込んで買った本です。作り置きに慣れた今でも、たまに見返して参考にしています。
「作り置き」となると、どれを選んだらいいかわからないほどたくさんの本がありますが、この本である程度の基礎というか、「この材料があればコレができる」というのが把握できるので、かなり作り置きをはじめる方にぴったりの本かと思います。
たとえば、「大きいニンジンが30%オフで手に入ったけど、訳アリだから早く使い切らなきゃ! でもニンジンを使う料理って何個も思い浮かばないよ~!」というときに、この本で「ニンジン」のページを開けば、調理方法や味付けが違う料理が載っているので、とても参考になるんですよね。
1献立に同じ調理方法のもの(主菜:焼き 副菜:焼き など)があると、味付けも自然とに似てくるし、ちょっと楽しくないじゃないですか。それが解消されるのがいいな~と。
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