外出するときに着た衣類だけでなく、寝具カバーやタオルなども以前より頻繁に洗濯するようにしている方も多いのではないでしょうか。
清潔意識の高まりにより、これまで以上に洗濯物が出るというのに、この梅雨時期は特に洗濯物がなかなか乾かないんですよね……。
おかげで家の中は常に洗濯物に占拠されている状態。部屋干し臭も気になるし、視覚的にも鬱陶しい!
今回はそんな洗濯ストレスを軽減させる新商品があるということで、Panasonicまでお話を伺いに行ってきました。
「乾きにくさ」と「部屋干し臭」が憎い!
皆さんは洗濯物をどこに干していますか?
晴れた日はベランダに干す方が多いと思いますが、雨の多い季節や天候の悪い日は室内干しをしている方が多いと思います。
ちなみにわが家では室内物干し竿がリビングについているので、部屋干しはリビングで行います。しかし部屋干しは外干しに比べて乾きにくく、数日間ぶら下げておいてもカラッと乾かないことも珍しくありません。
でも、できることならリビングに何日も洗濯物を干しっぱなしにするのは避けたいところです。
部屋の湿度が上がって蒸し暑く感じてしまうし、部屋干し臭がするところで食事をとるのも嫌だし、食べ物のニオイが洗濯物にうつってしまうのも耐えられない!
「速乾」×「部屋干し臭の抑制」がスゴイ!
2021年4月20日に発売されたPanasonicの「F-YHUX120」。
こちらは左右独立した送風用の2枚の羽が異なるスピードでスイングし、さまざまな方向に風を送り込むことで洗濯物を短時間で効率的に乾かすことができる優れもの。
洗濯物を揺らすように広げながら送風するので、隙間なく詰めて干しても、乾きにくい2列干しでも大丈夫。スピーディーに乾かすことができるのです。
また約165cmの送風幅があるので、幅の広い物干し竿にも対応しています。
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衣類乾燥除湿機の実力やいかに…?
梅雨時期を想定した室内(室温20°C、湿度70%)で①自然乾燥 ②扇風機を利用 ③衣類乾燥除湿機を利用して洗濯物を乾かしたときの、室内の湿度と洗濯物の残水率の推移 ※Panasonic調べ
衣類乾燥除湿機を使用したことがないと、「自然乾燥でも乾くし、そもそも扇風機となにが違うの?」と思ってしまいませんか?
たしかに時間をかければ自然乾燥でも扇風機でも(乾き残しはあるかもしれませんが)洗濯物を乾かすことは可能です。しかし衣類乾燥除湿機を使用する場合、その差は歴然!
実際に、同じ素材のTシャツを2枚同時に洗い、それぞれを室内干ししたものと衣類乾燥除湿機を使用したもので比較してみたところ、約40分後のその差に驚きを隠せませんでした。
(写真奥から)衣類乾燥除湿機使用、自然乾燥
近くで見比べてみるとこのとおり
(写真左から)衣類乾燥除湿機使用、自然乾燥
衣類乾燥除湿機を使用した方のTシャツは、お日様の下で乾かしたかのようなカラッとした触り心地。一方、自然乾燥したものは生地の色も濃く、ひんやりと重たい触り心地でした。
“衣類乾燥除湿機”初体験だった筆者は、Tシャツを触り比べて思わず「こんなに違うの!?」と、リアクション芸人かのようなオーバーリアクションで驚いてしまったことはここだけの話にしておきましょう。
うれしい機能も充実
ちなみにこちらの新製品にはユーザーの使用頻度がもっとも高い梅雨と冬に最適なモードが搭載されています。これは衣類乾燥のみならず、私たちが快適に過ごせる部屋の湿度を調整してくれる便利なモード。
「梅雨」モードでは衣類の乾燥が終わったら次に部屋の湿度上昇を抑制し、「冬」モードでは部屋の湿度が低くなりすぎないよう快適な湿度に保ったまま衣類を乾燥してくれます。こんなに優れた機能なのに、操作はボタンひとつという手軽さも魅力的!
さらにF-YHUX120は「ナノイーX」を搭載しているので、ニオイのもととなる菌を除菌し、気になる部屋干し臭を抑制してくれます。
住宅事情によって室内干しの環境もまちまちだと思うのですが、どのような干し方や環境にもマルチに対応してくれるのは嬉しい限り!
本体の重さは13.9kgなので少し重いのですが、キャスターがついているので並行移動はラクラク!
室内干しをするときや部屋の除湿をしたいときには該当する部屋においておき、普段は「クローゼット」モードにしてWICで活用する、なんていうのも便利そうです。ほら、クローゼットってなんとなく臭ったりしますし……。
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より効果的に洗濯物を乾かす方法
衣類乾燥除湿機を手に入れたら、効率的かつ積極的に活用していきたいですよね! ということで、ここでは衣類乾燥除湿機をより効果的に使うべく“洗濯物の干し方のコツ”を見ていきましょう。
まずは衣類乾燥除湿機が洗濯物の真下にくるように設置して……。
・基本スタイルは「アーチ干し」!衣類乾燥除湿機を使用する際には、真下に置いた除湿機の上が一番短く、端にいくほど長いものになるように洗濯物を設置しましょう。これが基本中の基本、「アーチ干し」です。
準備が整ったら乾きにくい洗濯物の下部分にめがけて「上方向」「ワイド」で送風すればOK!
・バスタオルは前後左右をずらして干すバスタオルは前後左右を斜めにずらして干すことで風の通り道ができます。モードは「全方向」「ワイド」に設定して完了です。
・ジーパンはお腹が下、足もとが上の裏返し干し洗濯物が乾きにくい時期には何日干しても乾かないデニムのパンツ。ですがこれもPanasonicの衣類乾燥除湿機にかかれば乾き残しゼロ!
裏返して逆さまに干すことで空気に触れる面が多くなります。モードは「全方向」「スポット」で。
・2列干しなら衣類乾燥除湿機を奥(後ろ)に置く2列干しの物干し使用時には、衣類乾燥除湿機を前側ではなく奥側に設置してください。そうすることで風が均等にまわり、ムラなく乾かすことができます。
・風の向きを手動で微調整する衣類乾燥除湿機を置く位置によっては、風がしっかりと届かないところにも洗濯物があったりします。そういうときにはフラップ(羽の先端についている細長い部分)を活用してみてください。フラップで風の流れる方向を微調整するだけで、風が洗濯物にあたりやすくなります。
フラップを動かすことでできる風の小道、侮るなかれ!
梅雨時期だけでなく1年中使える衣類乾燥除湿機
夏場は日差しが強く、洗濯物がカラッと気持ちよく乾きますよね。しかし直射日光の下に洗濯物を干すと、紫外線によって洗濯物の色落ちが進んで、少し黄ばんでしまうことも。筆者はお気に入りの服はダメージを気にして室内干しにしてしまうことが多いです。
さらに夏場はゲリラ豪雨などの心配もありますので、雨の多い時期や冬場といった服が乾きにくい季節以外にも1年中衣類乾燥除湿機が活躍してくれそうです。
ちなみにF-YHUX120はお手入れの面倒くささもありません。背面のフィルターは1ヶ月に1回程度の掃除のみでOKですし、タンクの水は満水になったら外して中の水を捨てるだけと、とても簡単です。
市場想定価格は65,000円前後。快適な洗濯環境を整えたいと思っている方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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Photographed by Haruka Iwasawa
Image:Shutterstock(1枚目、3枚目)
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