大雑把に括ってみると、ジャケット、シャツ、Tシャツ、パンツ、帽子、シューズ、これくらいしかありません。それらをせっせと組み合わせ、工夫しながらスタイリングしていくんですから、洋服を着るのもラクじゃない。せめて、もう少し選べる洋服があったらいいのにな〜!
……って、ありました。タンクトップのこと、忘れてたよ!
それ、食わず嫌いなんじゃない?
去年の春夏からじわじわと気になっているアイテムが、タンクトップです。
おそらく、世の男性たちの9割はいっさい用のないアイテムと思っていることでしょう。わかります。
ランニングや筋トレといったシーンで使われることが多いからか、どうしてもマッチョな印象がただようし、ワキ毛も見えるし。日常的に着ているとしても、せいぜいシャツやTシャツのインナーとして使うひとがほとんどじゃないかな〜?
かくいう僕もそうでした。これまでは、スタイリングの一部としてはもちろん、インナーとして使うことだって避けていたアイテム。それが、ひとたび使ってみると、あら不思議。あれほど縁のなかったタンクトップが、いまでは夏コーデの一軍選手に!
ルーズフィットなら、「ロスアパ」!
LOS ANGELES APPAREL 「1815GD – Classic Tank Top Tank」 3,300円(税込)
とはいえ、なんでもいいかというとそうではなくて、選ぶときにはそれなりに注意も必要です。とりわけ大切なのは、ビッグシルエットのものを選ぶこと。
昨今はビッグシルエットブームのおかげで、Tシャツやシャツに関してはそういったアイテムばかりが溢れていますが、ことタンクトップについては例外。体のラインにピタリと沿うタイトフィットが基本形です。
で、いろいろと探してみた結果、「ロスアパ」のがいいんじゃないかと。
174cmの筆者がLサイズを着用
そもそも「ロスアパ」とは「LOS ANGELES APPAREL」のこと。なんか見たことある字面だな〜、なんて思ってたら、それもそのはず。
日本でも一時期ブームを巻き起こしたアメアパ(AMERICAN APPAREL)の創立者であるダブ・チャーニーが立ち上げたブランドなんだって! 一気に親近感湧いちゃったな〜!
そんなロスアパの定番タンクトップは、狙っていた通りのルーズフィット。しかも生地は6.5オンスとほどよい厚みがあるので、透けが気にならない! サイズもXSからXXLまで揃っているから、男女問わずに着られそうだ!
Tシャツのように着るだけ。涼やかな印象になるな〜!
タンクトップをファッションとして着るといっても、たった1枚で着ろというのではありません。特定の年齢と体型のひとにはハマると思うけど、さすがにハードル高いですよね。
より取り入れやすいのは、ふだんジャケットやシャツの下に着ているシャツやTシャツを、タンクトップで代用するイメージ。
それだけで、同じ着こなしでもどこか新鮮味がぐんと増すんです! なぜかって、そこにはネックの開き具合が関係しているのかも。
Tシャツやシャツのときには詰まっていた首回りが、すっきり見えること。たったそれだけですが、とたんに涼やかな印象になるんだよな〜。暖かくなってからもジャケットを着たいってときに、見た目の暑苦しさを緩和してくれそうだ!
ちょっと透けのある洋服の下に着るのもおすすめ。下に着たタンクトップのシルエットが透けたり、ネック部分がチラ見えしたり、どこか中性的なバランスも醍醐味。
大抵のタンクトップ嫌いは、たぶん、ただの食わず嫌いなんじゃないかな〜。騙されたと思って「えいや!」と挑戦してみれば、数年前に買った洋服の新しい着方を発見したり、苦手だと思い込んでいた洋服が意外なほどしっくりきたり。
洋服の選択肢が広がるって、とことんいいことずくめだよ!
1815GD – クラシック タンクトップ [LOS ANGELS APPAREL]
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