好きな具材をパンにはさんで、バーナーや焚火にかけるだけでおいしい朝食が手軽に完成するホットサンドメーカーに、まったりしたい朝はいつも助けられています。
今回は、10年選手で愛用しているスノーピークのホットサンドクッカーと、ものづくりの姿勢に感銘をうけて新たに仲間入りした4w1hのソロ用ホットサンドクッカーと、手に入りやすく人気なコールマンのクッカーを比較してみました!
この夏、アウトドアや「アウトドアな家暮らし」をはじめてみたい方、ぜひ好みのホットサンドクッカーを見つけてくださいね。
■ 目次3つを比較してみたら個性が出たよ
①スノーピークはふっくらカリカリ
②4w1hは手間なし! ジューシーな仕上がり
③コールマンのホットサンドクッカーはいいとこどり!
3種類のホットサンドクッカーを比較してみたら個性が出たよ
サイズ感は…やっぱりソロ用の4w1hがコンパクト!写真右:スノーピーク ホットサンドクッカー トラメジーノ 8,030円(税込)、写真中央:4w1h ホットサンドソロ 4,950円(税込)、写真左:コールマン ホットサンドイッチクッカー 3,980円(税込)
さっそく、3つを並べてみました! 左から、コールマン、4w1h、スノーピークです。
中央の4w1hがひとまわり小さいですね。「ソロ」という名のとおり、一人用のホットサンドクッカーです。
重量は、スノーピークが約850g、4w1hが約405g、コールマンが約550g。軽さでも4w1hが優勝です。
収納のしやすさを確認。どれもコンパクトだな~スノーピークは、竹集成材でできた手なじみのいいハンドル折り曲げて、小さくしてから収納することができます。
コールマンは、ハンドルの先がねじになっていて、くるくる回して取り外して収納。
4w1hは、そのままでもコンパクトですね。
クッカーの開閉は、どれもスムーズ!スノーピークと4w1hは、パカっと開きます。
スノーピークとコールマンは2つに分かれますが、コールマンは閉じるときに2枚を合体させて使います。個性が出ますね。
閉じ方のギミックは3つとも同じ。ハンドルについている金具を、一方にひっかける仕組みです。
好きな具材で、ホットサンドを作ってみました
今回の具材は、トマト・アボカド・ハーブ・モッツァレラチーズ・生ハム。
うちではいつもキャンプ場近くの道の駅などで具材を調達し、地産地消することを楽しみにしています。それにしても、今回はだいぶリッチです。
パンは、今回は普通サイズ、山型のものを使いました。
スノーピークはふっくらカリカリ
最初は、うちで愛用し続けて10年になるスノーピーク「ホットサンドクッカー トラメジーノ」から。
トラメジーノとは、イタリア語の「挟んで食べる」という意味からきているそうです。
10年間一度も壊れず、きれいに使い続けることができ愛着が増していく……スノーピークってやっぱりすごいなと思います。
さて、焼いてみましょう。2つのくぼみに合わせて、パンを切り、乗せます。
普通サイズの食パンには少し小さめ。スノーピークの公式では、耳を切ったパンがちょうどいいサイズ、と紹介されています。
うちは耳まで食べたいので、少し小さくなりますが半分にカット。小さめサイズの食パンだと、切らずにのせられますよ。
左右両方に具材、最後にパンを乗せ、ふたを閉めます。
ホットサンドクッカー自体にくぼみがあるので、具材はこんもり乗せても大丈夫です。
ホットサンドクッカー自体が横長なので、コンロに置くと、はみ出てしまいます。
左右両方に火が当たるように、調整しましょう。ひっくり返すことも忘れずに。
鉄板は、熱伝導率の高いアルミダイカスト製で、厚みもあるのでまんべんなく火が当たります。
入れたチーズが溶けて、ぱちぱちと音がしてきたら完成間近!
多少焦げ付いても、全体に施されたシリコン加工のおかげで、簡単に手入れできて安心です。
できました~! 片手で持てるサイズのホットサンドが、2個完成。
はみ出てカリカリになったチーズもおいしいんですよ!
これぞホットサンド!パンの部分はカリカリに焼け、中はとろりとした、最高の仕上がりです!
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4w1hは手間なし! ジューシーな仕上がり
揚げ物用のコンパクトフライヤーでその良さを実感した4w1h。
新潟県の燕三条で長年ものづくりをしている金属加工メーカーとクリエイターからなる「燕三条キッチン研究所」のキッチンツールブランドです。
ホットサンドクッカーのふちは、波型になっています。
そこに正方形のパンが、パカっととはまります。パンの耳を切らずに、そのまま焼けるのは楽ちん!
パンが斜めになっているので、バランスに気を付けながら具材を乗せていきます。
4w1hはかなり深さがあるので、たっぷり具材をトッピングできました!
ぎゅぎゅっと中央に具材を押し込んで、完全に閉じましょう。
コンロの幅にぴったりなので、そのまま焼けます。弱火で約5~6分が目安(IHは使えません)。
ブラックとグレイのツートンカラーになっているので、どっちの面から焼きはじめたか分かりやすいデザインです。
こんもりと丸いホットサンドができました!
写真では薄いですが、4w1hのロゴも刻印されています。
ふちはカリカリ、中はふわふわジューシーな仕上がり! 具材がぺちゃんこにならないので、ただのハムチーズでも、チーズのとろとろを最も味わうことができました。
新感覚のホットサンドが量産できそう…! 片手で持って、パクパクと食べられるので、お皿も手も汚さないのも助かりますね!
ただ……この「4w1h ホットサンドソロ」は大人気商品なので、執筆時点で在庫切れ。販売時期がきたら購入ページが公開されるとのことです。
コールマンのホットサンドクッカーはいいとこどり!
ホットサンドを作り始める前に、ハンドルを取り付けます。
パンは1枚を切らずに、のせられました。
その上に具材を乗せていきます。水平なので何も考えずにのせられるから、一番気楽かも。
最後にパンをのせて、ホットサンドクッカーを合体させてから閉じます。
閉じる時に、中央の突起でパンを具材ごと三角形ににカットしてくれるんですね! 包丁いらず!
そしてコンロのサイズにぴったり。ロゴがある面とない面があるので、どちらから焼いたかも覚えやすいですね。
内側に加工が施されていて、食材がこびり付かないようになっています。
少し、焦げてしまいました…。
鉄板が薄いので、スノーピークや4w1hよりも短時間で焼きあがるようです……。
サクサクしておいしく、断面がよく見える、三角形のホットサンドが2個できました!
ランタンマークが刻印されていて気分が上がりますね!
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どれがおすすめ?味で選ぶ?かんたんさで選ぶ?
ホットサンドをつくる簡単さで選ぶなら、断然4w1hのホットサンドソロ!
組み立ていらず、包丁いらず。なんならお皿もいらないかも。
大きな手間でもないので、ホットサンドの味の好みによって選ぶのもおすすめです!
王道の外カリ、中ふわがよければスノーピーク。
ふっくらもちもちジューシーがよければ4w1h。
カリカリがよければコールマン!
挟む具材によっても変わってくるので、好みのホットサンドに近いもので試してみてください。
二次利用を考えるなら、スノーピークやコールマンは鉄板を2つに分けてフライパンとしても使えますよ。
もちろんおうちでも使えます。使う場所や、持ち運びを考えて選んでみてもいいですね。自分らしく楽しめるホットサンドクッカーを選んでみてくださいね!
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